明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


撮影を終えた帰りの電車内。Mさんからお誘いの電話があり、なんとか間に合う。聞くと本日は奥さんが娘夫婦の所にでかけており独身だ、という。私はというと、明日母がショートステイから帰って来る。そんなタイミングであった。席の向こうには、健康診断で再検査、というだけで「もう終わりだ」とそこら中でいい回っているカワウソ状のオヤジ。いつも肺に陰があるといわれるのだが、去年から咳が止まらない。人間に影がないんだから肺に影があるくらいで丁度良いと思うのだが。先日は「死にたくない」と泣いたそうである。再検査というだけでこれだけ過剰反応する人も珍しい。 Mさんからは泥酔して帰って来て料理を始め、もうもうと煙を出したまま床で大の字になって寝ていて、もう少しでかみさんに水をぶっかけられるところだった人の話しを聞く。翌朝本人は覚えておらず全否定だそうで、そういう人物には、料理中の動画を撮影して本人に突きつけるしかない。それにしてもお互い気をつけましょうとMさんと語り合う。カウンターで飲んでいた「相棒」の“ヒロコママ”こと深沢敦さんに薦められた門前仲町の店に移動し話しは多義に渡る。Mさんはまだ独身を満喫したそうであったが、足取りも怪しくなり解散。個人タクシーのMさんにさきほど「最近ブログが作る事ばかりで面白くねえよ」。といわれたのだが、おかげでこんな有様ではないか。
HP

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