田村由美による大人気漫画がフジテレビが菅田将暉主演でドラマ化。それが大ヒットとなり
今回は映画化された。
そして映画で描かれるのは、原作ファンにも大人気の“広島編”と言われるところ。菅田将暉
も、インタビューで“広島編”は避けて通れないところだったと答えている。
天然パーマでおしゃべりな大学生・久能整(菅田将暉)は、美術展のために広島を訪れてい
た。そこで観光をして帰ろうとしていたところ、犬童我路(永山瑛太)の知り合いだという
女子高生の狩集汐路(原菜乃華)と出会い、「バイトしませんか。お金と命がかかっている。
マジです」と持ち掛けられる。
そのバイトとは、狩集家の莫大な遺産相続を巡るものだった。
相続人の候補は、当主の孫に当たる汐路、狩集理紀之助(町田啓太)、波々壁新音(萩原利久)、
赤峰ゆら(柴咲コウ)の4人。遺言書に書かれた「それぞれの蔵においてあるべき所へ過不足
なくせよ」というお題に従い、それぞれ謎を解いていく。ただし、この先祖代々続く遺産相続
はいわくつきで、いつも死人が出るという。汐路の父もまた、他の相続人たちとともに交通事
故死していたのだった。
整は自分の意志に反して、事件の謎解きに巻き込まれていく。そしてついに、狩集家の過去、
真実が明らかになる。世代を超えて隠されてきた一族の秘密とは…。
汐路の初恋の人を松下洸平、母を鈴木保奈美。狩集家の弁護士を段田安則、税理士は角野卓造
が演じる。他に、でんでん、野間口徹、松坂慶子、松嶋菜々子など。
また、汐路の父役で滝藤賢一が出演しているが、物語上、ピッタリな髪型の人選??
なるほどである。←ここ重要
テレビドラマからのレギュラーである伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆も出演するが、広島には
いない。ここのメンバーが整と絡みがないのは残念なところ。エンドロールが始まっても席を
立つのは避けたい。“あるヒント”が残されているような気がする。
当方は原作は未読。その分、何が起こるか、誰が出てくるのかはわからず、ワクワクしながら観
ることができた。最初は、みんなが怪しいと思える、各キャストの演技が秀逸。それぞれの役割
をきちんと果たしている。
監督はテレビドラマと同じ松山博昭。広島の世界遺産の景色も楽しみたい。旅行に行きたくなる
可能性もある…。
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