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Since April 1, 2006 (c) 2006-2024 Uesugi Hayato(上杉隼人)
今日はちょっとスタイルを変えて書いてみます。
よくスーパーのレジなどに、こんなことが書かれている。
両替はいたしません
NO CHANGE GIVEN
ぼくは病的に熱心な英語教師なので、この英語表現は間違っているし、お客に対してちょっと失礼な言い方である、と3軒のスーパーで関係者に伝えた。
もしアメリカのスーパーに行って、こんな日本語が書かれていたら、みなさんはどう思うだろうか?
「おつりはいたしません!」
おつりがもらえない店で買い物などしたくないし、そんなところで買いつづければならないとすれば、たちまち無一文になってしまう。
“NO CHANGE GIVEN”という言い方が誤解を招くのは、このchangeには「両替」のほかに、「釣り銭」の意味があるからだ。しかし、“NO CHANGE GIVEN”のchangeは、レジなどの近くに書かれているのであれば、「お釣り」の意味しか示さない。
では、「両替はお断りします」は、どんな英語にしたらいいだろうか? 英語では、「買い物をする」(purchase)ということが示されれば、意味がはっきりする。
「両替はいたしません」は、次のように訳せばいい。
NO CHANGE GIVEN WITHOUT PURCHASE
みなさんも、地元のスーパーやコンビニなどで、“NO CHANGE GIVEN”という言い方を見たら、それは正しい英語ではない、と教えてあげましょう。
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