昨日のGetUpEnglishで紹介したオバマ大統領のスピーチに、I am not naive.という表現がありました。
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090809
今日のGetUpEnglishでは、このnaiveという語を学習します。
naive, あるいはnaïveは、フランス語源の語。「[ほめて](言動が)無邪気な、純真な、素朴な」という意味でも使われるが、「[けなして](人・言動・考えなどが)単純な、世間知らずの、愚直な。人を信じやすい、だまされやすい」という意味で用いられることのほうが多いと思うので、注意が必要。
研究社の『ルミナス英和辞典』には、「日本では「ナイーブ」はおもに「素朴で純真な」というよい意味で使われるが, 英語の naive は「愚直な, だまされやすい」という悪い意味で使うのが普通」という説明もある。 今日はこのnaiveの使い方を学習しよう。
○Practical Example
"Akiko was so naive that she was buncoed out of all her property by her ex-husband."
"I am sorry to hear that. She never should have married him."
「亜希子はあまりにもだまされやすくて、元夫に全財産を巻き上げられてしまった」
「それは気の毒に。あの男と結婚するべきではなかったんだ」
to bunco, あるいはto bunkoは、「詐欺にかける、だます、かもにする」
●Extra Point
状況によっては、「世間知らずの」という意味でも使われる。
◎Extra Example
"Naive teenage girls are sitting ducks for experienced drug dealers."
"We must not permit them to stay out late at night. And it is most important to crack down on the drug dealers."
「世間知らずのティーンエージャーたち、麻薬の売人の格好の餌食にされてしまっている」
「夜遅くに出歩かないようにさせないといけない。そしてなんといってもいちばん重要なのは、麻薬を撲滅することだ」
sitting duck, あるいはsitting targetで、「好の標的、いいカモ」。
麻薬や覚せい剤は絶対にいけません。とういことで、明日のGetUpEnglishでは、麻薬や覚醒剤に関する英語表現を学習します。