Michael Jackson(1958-2009)の大ヒット曲 Beat It(1982)では、こんな歌詞が繰り返されます。
It doesn't matter who's wrong or right
Just beat it, beat it
誰が間違っていて、誰が正しいかなんて、どうでもいい
ただその場からすぐに逃げるんだ。そこを離れるんだ
これは決して弱虫の気持ちを歌っているわけではありません。「争いはよくない、喧嘩はよくない、そんなことになってしまう前に、その場を離れる勇気が必要なんだ」とマイケルは訴えています。平和を求めるマイケルの気持ちは、すでにこの歌にもあらわれていました。
ということで、今日のGetUpEnglishでは、to beat it(急いで去る、逃げる)を学習しましょう。
もちろん、以下のような状況でも使われる。少しユーモラスな意味を込めて用いられることもある。
○Practical Example
"We'd better beat it before the police get here."
"Yeah. Otherwise we'll be in big trouble."
「サツがここへ来る前にズラかったほうがいい」
「ああ、でないと、エラクめんどうなことになっちまうからな」
●Extra Point
命令形で使われることも多い。
◎Extra Point
"Beat it, kid. You're too young to hang around here."
"But I want to talk to him about our business."
「坊や、とっとと帰んな。ここはおまえみたいな若造がうろちょろするようなところじゃないんだ」
「でも、ぼくはあの人とビジネスについて話したいんです」
マイケル・ジャクソン関連の記事は、2009/08/01のGetUpEnglishでも紹介しました。
http://getupenglish.blog.ocn.ne.jp/getupenglish/2009/08/ladies_and_gent.html