「寝違える」を英語でどういうか?
to get a click in one’s neck while asleepでいいと思う。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習使しよう。
○Practical Example
"What happen to you, Kensuke? Is something the matter?"
"I got a click in my neck while asleep."
「健介さん、どうしたの? 何かあったの?」
「寝違えちゃったんだ」
●Extra Point
動詞形to crick(……に痙攣を起こす、……の筋を違える)もよく使われる。
◎Extra Example
"I seem to have cricked my neck in my sleep, Kimi. I can't turn my head."
"That’s too bad. So, you shouldn’t drive today. OK?"
「貴美、ぼくは寝ちがえてしまったようだ。痛くて首が回らないよ」
「それは大変ね。じゃあ、今日は車の運転をしてはだめよ。いい?」
to think the world owes one a livingで、「自分は世間に食べさせてもらう権利があると考える、殿様きどりである」。
これは少し軽蔑的な意味を使われることが多い。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"Naoko was a sheltered daughter."
"Yeah. She seems to think the world owes her a living."
「直子は世間知らずのお嬢さん育ちだ」
「ああ。彼女は自分は人からいろいろしてもらえる権利があると思っているようだ」
●Extra Point
次のようにthe-world-owes-me-a-livingとハイフンでつづけて形容詞として使われることもある。
◎Extra Example
"The seven months our son spent overseas seems to have been a valuable experience for him."
"Exactly. It made him more self-reliant and less of a the-world-owes-me-a-living type than he otherwise would have been."
「7か月海外で生活したことで、うちの息子は貴重な体験をしたようね」
「確かに。おかげで以前より自信がついたようだし、何でも人に頼るようなことも少なくなったね。海外に行かなければ、そんなことはなかったろう」
「出張」はbusiness tripだ。
GetUpEnglishをご覧いただいている人たちにはおなじみの表現だと思うが、今日のGetUpEnglishではこの使い方を復習しよう。
○Practical Example
"Darling, what will do on this weekend?"
"Sorry, I've suddenly got to go on a business trip this weekend. I have to go Akita."
「ねえ、今度の週末はどこに行く?」
「ごめん。急に出張が入っちゃったんだ。秋田に行かないといけないんだ」
●Extra Point
on businessの形でも使われる。
◎Extra Example
"Where's Miyamoto?"
"She went to Takasaki yesterday on business."
「宮本さんはどこ?」
「昨日から出張で高崎に行ってます」
☆Extra Extra Point
海外出張は、an overseas business tripだ。
★Extra Extra Example
"I heard you were ordered to go on an overseas business trip, Yuri."
"Where will you go. I've been ordered to go to New York, but it's just for seven days."
「有里さん、海外出張を命じられたんだって? どこに行くの?」
「ニューヨークに行くことになったの。でも、7日間だけだけどね」
to predicateは、"Naruse predicated Kyono’s statement to be true."(成瀬は響野は真実を言っていると断定した。)というように、「(真実である、実在する)と断言する、断定する」という意味で使われる。
そして受身形で「(……を)[ある根拠に]基づかせる、[……を]前提[条件]として考える」という意味でも使われる。
今日のGetUpEnglishでは、to predicateの後者の意味の用例を紹介しよう。これは日本人が使いこなすのはむずかしいかもしれない。
○Practical Example
"Successful movies are predicated on telling good stories."
"Not really. Sometimes just having a big star is enough."
「映画が成功するかどうかは、話が面白いかどうかで決まる」
「そうでもないと思う。ビッグ・スターが出ているかどうかだけで決まってしまうこともある」
●Extra Point
次のような使い方もする。
◎Extra Example
"Some economists still hope for a robust economic recovery."
"But those hopes are predicated on large-scale creation of employment."
「エコノミストの中には、経済の堅調な回復を期待する者もいる」
「しかし、そのためには大規模な雇用創出が必要だ」
「雇用創出」については、2009/02/21のGetUpEnglishを参照。
GetUpEnglishでいつも上杉の英語をチェックしてくれているPeter Serafinが、Xanthe Smithとともに、TOEFLの問題集を作りました!
Mastering the TOEFL iBT READING and LISTENING
http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-42181-6.html
Mastering the TOEFL iBT SPEAKING and WRITING
http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-42182-3.html
二人は問題を作成しただけでなく、音声も吹き込んでいます!
多くの大学で使われますことを願っております。
PeterとXantheの仕事は完璧です!
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090317
bona fideは「本物の、誠実な、善意で(なされた)」。ラテン語から英語に入ってきた表現。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
bona fideはイタリックで表記されることが多い。
○Practical Example
"Endo-sensei always says 'It's a doctor's job to save people's lives.'"
"That’s true. We doctors have that bona fide duty."
「遠藤先生は『人の命を救うのが医者の仕事だ』といつも言っています
「そのとおりよ。わたしたち医師には、その本当の義務があるの」
●Extra Point
次のような使い方もする。
◎Extra Example
"I’ve never heard that organization. Is it bona fide and reputable?"
"Yes, it is. And it has more than one hundred members."
「その組織は聞いたこともないな。それはほんとうにあるもので、信用できるのか?」
「はい。会員も100人以上います」
to burn down, to burn outは「焼けおちる」「燃え尽きる」。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。 to burn downは、「(火事などで)焼けおちる」という意味で使われる。
○Practical Example
"I hear there was a big fire in town."
"And his house was completely burned down. I am really sorry for him."
「町で大きな火事があったと聞いた」
「それで彼の家が全焼したんだ。ほんとうに気の毒だ」
●Extra Point
to burn outは「(人が)燃え尽きる」という意味でも使われる。
◎Extra Example
"Did Joe die?"
"No. But he burned himself out with too many pitched battles, if you know what I mean."
「ジョーは死んだの?」
「いや、違うよ。でも、ジョーは何度も厳しい戦いを重ねて、燃え尽きてしまったんだよ。わかるかい?」
to make a night of itは、2009/01/25のGetUpEnglishのExtra Extra Exampleで、 to make much of a nightの強調形で紹介した。
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090125
本日のGetUpEnglishでは、このto make a night of it(飲み[遊び]明かす)の表現を学習しよう。
○Practical Example
"Oh, I've already missed the last train."
"Why don't we just make a night of it, Hamamatsu-san?"
「ああ、もう終電がなくなってしまいました」
「今夜は飲み明かしませんか、浜松さん?」
●Extra Point
to make an evening of itと言っても同じ意味が表現できる。
◎Extra Example
"Today is Kazuhiko’s birthday."
"Okay. Let’s went out and made an evening of it."
「今日は一彦の誕生日だ」
「そうか。じゃあ、外に繰り出して一晩中飲もうぜ」
the picture of healthで、「健康そのもの」。「絵に描いたように元気」。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"He seems to be the picture of health."
"But he has a bad heart."
「彼は健康そのものに見える」
「でも、心臓を患っているんだ」
●Extra Point
強調する時は、the very picture of healthという。
◎Extra Example
"I can't believe Mr. Nakata died."
"Exactly. He was the very picture of health last week."
「中田さんが亡くなったなんて、信じられない」
「まったく。先週、ほんとうに健康そのものに見えたよ」
「短縮する、縮小する、(人員などを)削減する」「(費用などを)節減する、切り詰める」の意味のto retrenchは、2009/04/02のGetUpEnglishで紹介した。
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090402
今日のGetUpEnglishはさらに厳しい「失業」や「仕事がない」という意味で使われる英語表現を学習する。
まずは、joblessという語を学習しよう。これは「仕事のない、失業中の」という意味で使われる形容詞。
○Practical Example
"Jobless numbers are constantly increasing."
"The government has to make it priority to create jobs for people."
「失業率が止まることなく上昇している」
「政府は雇用創出を政策の第一にしなければならない」
●Extra Point
次に紹介するのは、めずらしい表現だ。あまり聞いたことはないかもしれないが、今読んでいる本に出てきたので、紹介しよう。
Coxey’s Armyは、「失業者」の意味で使われる。
◎Extra Example
"Our business struggles through a dismal recession."
"There is no bright news. Yes. And we began to think of ourselves as a kind of Coxey’s Army."
「ぼくらの業界は景気がひどく落ち込んでいる。明るいニュースはない」
「ああ。自分たちは失業者のように思い始めているよ」
この"Coxey’s Army"は、Jacob Sechler Coxey (1854-1951)というアメリカの実業家・政治家にちなんでできた表現。コクシーは1894年、Coxey's Armyと呼ばれた失業者の一群を率いて、オハイオ州からワシントンDCまででデモ行進をして失業者救済を訴えた。そしてのちにオハイオ州のMassillon 市長 (1931-33) となり、大統領選挙にも出馬した。
tabには「たれ、つまみ、タブ」ほか、いろんな意味があるが、「(レストランなどの)勘定(書き)、請求書」の意味でも使われるので、注意しよう。
今日のGetUpEnglishでは、「勘定書き、請求書」の意味で使われる用例を紹介する。
○Practical Example
"This the yummiest ramen. Let's eat one more bowl, Iruka-sensei."
"But who will pay the tab?"
「これは最高にうまいラーメンだってばよ。イルカ先生、もう一杯食べようぜ」
「でも、誰がお金を出すのさ?」
●Extra Point
to pick up the tab(勘定を支払う)という言い方もよくする。
◎Extra Example
"Most of them ordered beer, which wasn’t expensive, but some of the older men ordered expensive wine."
"Then Walter learned he was supposed to pick up the tab."
「多くはビールを頼んだが、それはそんなに高くなかった。でも、年上の連中の中には、高いワインを頼んだ者もいた」
「そしてウォルターは、自分がその勘定を払わなければならないことに気づいた」
hemorrhageは、「(多量の)出血」のほか、「(人材・資産などの)(大)流出、損失、激減」の意味で使われる。
今日のGetUpEnglishでは、この語を学習しよう。
○Practical Example
"He had a hemorrhage in the brain."
"His recovery is still doubtful."
「あの人は脳溢血を起こした」
「まだ予断を許さない状況だ」
●Extra Point
to hemorrhageで、「金を〉抑えようもなく急速に失う」という意味で使われる。
◎Extra Example
"Most air carriers are hemorrhaging passengers."
"But MJ Airline is expecting its number of passengers to increase."
「ほとんどの航空会社が、乗客数を大幅に減らしている」
「でも、MJ航空だけは乗客数が増えると見ている」
これはなかなか面白い表現だ。a bee in one’s bonnetは、「偏執的な考え、取りつかれたような思い、妙な思い入れ[思い込み]」。
帽子の中にハチがはいり込んでいるみたいに、妙な考えがつきまとっている、ということから生まれた表現といわれる。
今日のGetUpEnglishでは、この表現の使い方を学習しよう。
○Practical Example
"Shiena has a bee in her bonnet about diet. She always worries about her weight."
"Right now I think she's too skinny. She should eat more."
「シエンナは食事のことを異常に気にする。いつも体重を心配しているんだ」
「今の彼女はちょっと痩せすぎじゃないか。もっと食べないと」
●Extra Point
次のようにto put the bee in one’s bonnet(誰かに妙な考えを吹きこむ)という言い方もよくする。
◎Extra Example
"It seems our daughter wants to be an actor."
"What?! Who in the world put that bee in her bonnet?"
「うちのお嬢さん、女優になりたいみたいよ」
「なんだって? 誰がそんなとんでもない考えを吹き込んだんだ?」
the bee’s kneesというクリーシェ表現は2009/09/13のGetUpEnglishで紹介しました。こちらもあわせて覚えておいてください。
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090913
2009/09/28と09/29のGetUpEnglishでJ.D. Californiaの60 Years Laterを紹介しましたが、
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090928
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090929
これはすでにアメリカの書店でも買えるようです。
http://www.powells.com/biblio/9789185869541
tip-topは「頂点」だが、形容詞で「とびきり上等の」という意味でよく使われる。
今日のGetUpEnglishでは、この語の使い方を学習しよう。
○Practical Point
"How about your team, Mr. Nomura?"
"Our ball club is in tip-top shape for the upcoming Climax Series."
「野村さん、チームの状態は?」
「クライマックス・シリーズに向けて、最高の状態だよ」
●Extra Point
次のように、「最上の、とびきりの」という意味で使われる。
◎Extra Example
"Prof. Watanabe is a tip-top scholar at reading English correctly."
"Yes. Many famous scholars and translators study under him."
「渡辺先生は英語を読ませたら、右に出る者がいません」
「はい。多くの学者や翻訳者が渡辺先生の薫陶を受けました」