◆FORMIDABLE CLASS:STALWART
海上自衛隊によれば4月13日から16日にかけて、シンガポール海軍のフリゲイト、ストルワートが親善目的で日本を訪問するとのことです。
ストルワートは、フォーミダブル級フリゲイトの五番艦で、このクラスは2008年にも写真の三番艦ステッドファストが横須賀基地へ寄港しています。満載排水量3200㌧、この水上戦闘艦は、ステルス性を重視した設計を採っている事で知られ、設計はステルス艦を多く手掛けたフランスにより行われています。ハーキュリーズ多機能レーダーとアスター15艦対空ミサイルを搭載し、個艦防空能力が重視されているほか、ヘリコプターの運用機能も有している水上戦闘艦で、現在六隻が就役しています。
海上自衛隊では、護衛艦たかなみ、をホストシップとして派遣します。たかなみ、は満載排水量6300㌧、FCS-2を中心とした火器管制システムを搭載しており、艦対空ミサイルESSMやアスロック対潜誘導弾、国産艦対艦ミサイルSSM-1を搭載するとともに、大型の船体には常用一機、必要に応じて二機のヘリコプターを運用する能力が付与されていて、日本から遠く離れたインド洋やアラビア海、アデン湾での任務にも派遣されています。
フリゲイト、ストルワートの指揮官はチョン・ウォク・チェン海軍中佐、護衛艦たかなみ艦長は澤口和彦2佐です。シンガポール海軍は、横須賀基地へのフリゲイトの寄港のほか、佐世保基地にエンジュランス級揚陸艦などを寄港させていまして、訪日は八回目、横須賀への寄港は二年ぶり三回目とのことです。
日程は、13日火曜日1100時にシンガポール海軍艦艇横須賀入港。そのまま停泊します。参考までに前回は吉倉桟橋に停泊、安針台公園から停泊中の姿を見ることが出来ましたし、出航の模様はヴェルニー公園から見ることが出来ました。16日0945時ホストシップ横須賀出航、1000次にシンガポール海軍艦艇横須賀出航、そして親善訓練、という予定となっています。
ストルワート、たかなみ、の親善訓練は伊豆大島東方海域で実施されるということで、親善訓練の項目は通信訓練、戦術運動訓練等が予定されているとのことです。マラッカ海峡に面するシンガポール海軍は着々とその装備を大型化、近代化させることで、国際海峡であるマラッカ海峡の安全を維持するという責任を果たそうとしていて、一方でこの海峡の恩恵を受ける日本としても、海軍機構同士の親善を深めることには大きな意義があると言えるでしょう。
HARUNA
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