◆電話確認、日曜日に行かれる方はご注意ください
中部方面隊HPによれば非公開行事とはなっていなかった大津駐屯地祭ですが、大津駐屯地へ電話で確認したところ一般公開は無いとのことでした。
大津駐屯地、中部方面混成団という昔の第二教育団本部が置かれている駐屯地ですが、琵琶湖畔のこの駐屯地で新隊員教育を受けている隊員が駐屯地祭に総員整列、人数が多くなかなかの迫力でしたが彼らは今では第一線部隊で活躍している事でしょう、そして東日本大震災災害派遣として現地にいる方も多いのでしょうね。
東北方面隊の新隊員教育を行う東北方面混成団、本部は仙台駐屯地ですが、第119教育大隊と第38普通科連隊は多賀城駐屯地に駐屯しています、あの津波被害に遭った多賀城駐屯地。今年は東北方面隊での新隊員教育が災害派遣により出来なくなっている事もあり、一部の隊員は大津駐屯地に送られているとのこと。
大津駐屯地祭は、中部方面隊HPによれば新しい行事実施予定には開催されるように書いてあり、非公開とも書いていませんでしたので、これは足を運んで新隊員の頑張りに声援を、と思ってはいたのですが、大津駐屯地広報へ17日に電話確認した限りでは今年は駐屯地開放ありません、案内の人も出ているのです、という事でした。
確かに、スタンド席を組み立てるにもまずスタンド席は前の行事実施駐屯地に置かれていますので、取りに行かなければなりませんがその車両に余裕が無いのでしょう、案内からシャトルバス運行まで、果ては警備から来賓案内と受付まで、そういう人員が災害派遣、となっているのでしょうね。
残念ですが、いたしかたない、ということでしょう。なにしろ過去に例が無い程の災害派遣ですから。自衛隊関連行事ですが、納涼祭、慰霊祭となるかもしれませんが、市民と自衛隊の交流の場、というものはせめて維持出来ればな、と思う次第。災害派遣は現在も継続中。
HARUNA
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