◆和歌山での潜水艦救難艦ちはや公海は実施
本日は日本海海戦、海軍記念日なのですが今年の日本海海戦記念日は自衛隊による記念行事などは行われない模様です。
イージス艦ちょうかい一般公開が博多港において予定されていたのですが、中止になっていたようです。東日本大震災による災害派遣の関係でしょう、しかし佐世保基地の倉島岸壁一般公開は行われるようです。もっとも、こちらは毎週行われている事ですので日本海海戦記念日とは無関係なのでしょうが、ね。
和歌山港中埠頭で予定されている潜水艦急患艦ちはや一般公開は予定通り行われるようです。第37普通科連隊の車両が一部展示されまる。会場となる中埠頭は南海電鉄の徳島とのフェリー桟橋の隣で28日と29日に午前中は0830から1100まで、午後は1300から1600まで、受付は30分前まで実施、こちらは和歌山地本において実施されると明示がありました。
海上自衛隊の基地一般公開等については陸海空自衛隊の中でも筆頭に再開をしていまして、今月nGWには当方も呉基地を見学することが出来ましたし、艦艇一般公開も中止などはあるのですけれども、上記のとおり実施されているものもあり、今後も地本情報などを精力的に集め掲載したいですね。
自衛隊関連行事の掲載なのですが、師団や旅団等広報班に余力のある部隊に関しては中止や一般公開無し、となっている場合HPに明示があるのですけれども、広報班まで動員している部隊や元々広報班が人員削減の影響によりマスコミ対応までしか能力が無い駐屯地ですと、一般公開されると方面隊や管区師団HPに明示があっても実際には開けません、という電話での対応もあった訳です。
中止、とHP明示することもない部隊がある事に関しては、そういう駐屯地がある以上は実施します、とプログラムとともに明示してくれている部隊以外に関して電話確認するほかないのですが、しかし、一般公開行事は相当数の方が足を運ぶのでして、全員電話確認すれば膨大な数に、すると当然ですが少人数でやっている広報班は電話対応に忙殺されてしまう訳でしてとある京都府の隣の駐屯地など勢い対応は雑になるという話も、ううむ、難しいですね。
第11旅団HPなんかをみますと、今年は実施すると書かれていて、一般公開のプログラムなんかも明示されているので分かりやすいのですが、前日の美唄駐屯地祭なんかはおなじ11旅団管区であっても、日程と行事予定は書かれているのですが、一般開放はあるのか、ちょっと思ったりもしてしまう訳です。写真は無関係に12旅団。
西部方面隊行事をみますと4師団祭、8師団祭は中止ですが西部方面隊創設記念行事は前日に慰霊行事を行い十月に行う予定、夏以降の自衛隊関連行事については航空自衛隊の航空祭を含め、ある程度は実施される見通しはあるようですが、しかし、行事紹介は全てに電話確認する訳にはいかず、難しくなりますね。
災害派遣、この厳しさは分かるのですが、自衛隊だけが国を護っているのではなく国民が一丸となって国を護っているのですから、軍事力の面で防衛を担う自衛隊に対して防衛費への理解や志願制を採るわが国には志願者を広く募るための広報も民主国家として欠くべからざるものでして、このあたり広報にはもう少し力を入れても良いのではないかな、と思いました。
HARUNA
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