北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【G3X撮影速報】百里基地ラファール日仏共同訓練【4】ラファール百里基地着陸!(2024-07-19)

2024-10-24 20:11:51 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■ラファール二機編隊
 美しい形状だという強烈な衝撃と共にこのラファールを遂に撮影する事が出来た。

 ラファール二機編隊、この瞬間がやってきたなあ、とちょっと感動する、暇は内のですよ撮影し無ければならない、絶対に逃さないぞという覚悟のようなものとともに、サーボではなくAFをシャッター操作しつつ二台のカメラを器用に使って撮影して。

 ラファール、実際問題、この航空機の写真が必要でした。北大路機関では基本的に写真は北大路機関の著作物だけを、つまり自分のところの写真は自分で撮影して使っているものですから、ラファールの話題を語ろうにもラファールの写真が無かった。

 第4.5世代戦闘機という話題で無理矢理F-2戦闘機の写真で同世代ですよとごまかしていたのですが。旋回するラファールも、もちろんEOS-7Dで撮影するのですが、こののG3Xでも連続して撮影してゆく、が正確に撮影するほど余裕は無くやや広角気味で。

 オーバーヘットアプローチのみ、もう少し旋回してほしかったなあ、と思いつつ、それでもこのラファールは独特の三角形のような、さすがミラージュ戦闘機を生んだダッソー社だという感じの形状をしていますので、ラファールらしさを撮影できたのだが。

 一回だけしかも上空をローパスもしなかった、これはちょっと意外に思いました。遠いところから飛行してきたのだよ、と反論されるかもしれませんがドイツ空軍がこの百里基地へユーロファイターで来日したさいにはローパスしたといいますから、ね。

 ラファールを目一杯望遠で。EOS-7DMark2にはEF100-400mmISレンズを装着しているが、これでは遠いのでG3Xのデジタルズームによる2400mmという怪物のような望遠で挑んでみます。粒子荒れはすごいけれども、ラファールかと言われればラファールだ。

 着陸態勢へ。ここまで撮影できているので、もうラファールの写真をF-2で代用しなくともいいなあ、と思いつつ、しかしユーロファイタータイフーンの写真はまだ使えるものが手元にないものですから、もっとも同時刻に千歳へ到着しているのだけれど。

 4機の予定が2機にはなったが、ラファールの到着です。実のところこのラファールを撮影するか、同じ時刻にドイツ空軍とスペイン空軍のユーロファイターが千歳基地に来日するというものですから、新幹線かスカイマークかで迷ったものなのです。

 F-2とラファールとアベックみたい、いや手前の二人組が後ろ姿で青春しているなあ、といい構図になった。着陸の様子を撮影、もう少し高い脚立を用意しなければならないのだけれども、このあたりは借り物なので感謝こそすれ文句などは無い。

 百里基地格納庫前のラファール、着陸したなあ、という構図です。ユーロファイターを撮影に行った場合は、あれ、南千歳駅の高台になっているあたりが撮影地になっていたのだろうか、千歳基地は広大で外柵沿いに撮影するには結構難渋すると聞く。

 ユーロファイターは欧州では採用国も多く、今年は無理でも来年あたり、百里か小松で撮影できそうな気がする。ラファールは採用国が急に増加していますが、日本まで来れそうに無い国が多い。ラファールのために空けられている格納庫を背景に進む。

 C-2とラファール、これも日本らしいアングル、ということになるのか、それにしてもこの鉄条網がどうしても構図に入るものだから、いっそ茨城空港の撮影しにくい条件の中で撮影する方法を模索した方がよかったのか、とも考えつつシャッターを押す。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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ウクライナ情勢-OKEAN-24大規模海軍演習,艦艇400隻・航空機120機・車両7000両・人員90000名規模

2024-10-24 07:00:29 | 防衛・安全保障
■防衛情報-ウクライナ戦争
 参加部隊は出航しない部隊とか兵営の中での動かずさんかという意味も含まれるのでしょうか。

 ロシア海軍は大規模海軍演習OKEAN-24を実施しました。イギリス国防省のウクライナ戦況報告が10月13日付発表のものでその詳細分析をしめしています。演習実施期間は9月10日から16日にかけて。オケアン演習は冷戦時代のソ連が定期的に実施しているものをロシア軍も継承しているもので陸海空の統合演習ともなっていますが。

 ロシアウクライナ戦争開戦とともにこの二年間にわたり実施できていなかったものを再開したもの。オケアン24演習の参加規模は、ロシア側の発表では艦艇400隻、航空機120機、車両7000両、人員90000名規模としています。そして実施海域はバレンツ海、バルト海、地中海、カスピ海、太平洋、北極海とロシア周辺全域で実施されている。

 イギリス国防省はこの演習について、ロシア海軍の稼働艦艇をすべてかき集めても300隻程度でしかないことから参加部隊の規模は誇張していると分析しています。なお、この演習海域には黒海が含まれていませんが、黒海艦隊の損耗を筆頭にウクライナ軍の行動範囲に含まれる黒海では限定的な演習も行えないことを示しています。■

 ロシア軍はトレツク近郊において漸進するとともにクルスク州での反撃を強化している、ISWアメリカ戦争研究所10月13日付ウクライナ戦況報告によれば、ロシア側の情報としてクルスク州マトヴェフカのウクライナ軍陣地へ攻撃を加え、これを奪還したと発表しています。その上でクルスク州のウクライナ軍陣地への攻撃を強めている、とも。

 ウクライナ軍北方群集団報道官ミスニク大佐の発言によれば、ロシア軍はこのマトヴェフカ周辺に戦力を集中しているとも伝えています。いっぽう、この数週間、徒歩攻撃に依存していたポクロフスク周辺のロシア軍がこのところ最前線へ装甲車の投入を再開したとも報告しており、ロシア軍の今後の攻撃軸について関心が集まっています。

 ドネツクとザポリージャ周辺で前後してロシア軍は漸進に成功していますが、これらが既述の攻撃成功とどの程度関係あるかについてISWは評価を定めていませんが、可能性の一つとして南部戦線にウクライナ軍を拘束することで東部戦線へ部隊を送らせぬようしている可能性があり、南部戦線では大規模攻撃の兆候は確認されていません。

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