■ブルーインパルス離陸準備中
小松基地航空祭も残すところあとはブルーインパルスのみ、この幕間時間と云うべき時間帯に地上展示航空機を少し回ってゆきましょう。
第303飛行隊デジタル迷彩60周年記念塗装F-15戦闘機の尾翼をアップで。飛行展示や誘導路を進む様子ではなかなか細部までは近寄れませんのでここで。しかしデジタル迷彩、記念塗装で収めるのは惜しい、正規の迷彩にしてはと思うほど、迷彩効果も迫力も秀逸だ。
F-15戦闘機イーグルの地上展示、第306飛行隊のイエロー犬鷲記念塗装の機体を。イエロー犬鷲記念塗装は勝手な命名ですが、この第306飛行隊というものが犬鷲をトレードマークとした部隊マークでして、1981年にここ小松基地にて創設された飛行隊でもあるのです。
第306飛行隊の60th Aniversary Since 1954の垂直尾翼を。イヌワシはベールクト、北米とユーラシア大陸に広く分布し日本国内にも。そしてなにより石川県の県鳥として1965年に指定されていまして、306のほかに石川県警もマスコットにしている人気者だ。
F-2B戦闘機、三沢の第3飛行隊の所属機、航空自衛隊で最初にF-2戦闘機を部隊配備したことで知られます。なお現在は三沢基地の主役をF-35戦闘機へ譲りまして第3飛行隊はF-2を装備したまま首都防空の要衝、茨城県は百里基地にF-2飛行隊として移駐している。
基地防空隊のVADSや60周年記念の81式短距離地対空誘導弾の展示が並ぶ。第6基地防空隊の装備で、81式短距離地対空誘導弾2セットとVADS20mm高射機関砲16門、そしてスティンがー個人携帯地対空ミサイルを24基装備しています。基地防空最後の砦ですね。
AH-64D戦闘ヘリコプターの地上展示、あの、5号機ではある。陸上自衛隊には実は現在もっとも必要な装備の一つとおもう。しかし、あの、つまりこの5号機はこの時点では明野航空学校の機体、そしてこののちに第3戦闘ヘリコプター隊に配備されまして、そして。
旅客機の着陸を広角で、F-15戦闘機記念塗装2機とU-4多用途機にP-3C哨戒機にC-130輸送機の翼などが並ぶ。U-4,ああU-4だ、とみていると周りの子供がUFO未確認飛行物体と聞き間違えるのも航空祭の日常茶飯事といえるところでしょうか。水色の翼がC-130だ。
UH-1J多用途ヘリコプターは明野から地上展示、奥には小松のUH-60J救難ヘリコプターだ。陸上自衛隊のUH-60JA多用途ヘリコプターがものすごく高価になった背景には、悪天候でも無視界でも飛行できる特殊作戦機なみという高度なセンサーを全て搭載したため。
AH-64D戦闘ヘリコプター地上展示、背景には2基の航空掩体が広がる。航空掩体、シェルターともいう。小松基地は日本海の対岸にロシアと北朝鮮を睨む日本海側唯一の基地となっていまして、そのために戦闘機はシェルターに収容しミサイル攻撃などに備えている。
撮影位置は第306飛行隊のF-15Jが目の前、離陸する日航の767が。このちょっと始発の次で福井から来てバスに乗れず歩いたので出遅れたよ、という航空祭で着陸の瞬間が見えない最前列ではありますが、KOMATSUというターミナルの表記が見えるのがうれしい。
T-4練習機、ブルーインパルス四機編隊の離陸、航空祭の飛行展示がいよいよ開始だ。フォーメーションテイクオフといいまして、六機のブルーインパルスの内は先ず四機が先行して離陸し、ダーティターンとして基地上空へデルタ編隊で戻ってくる飛行展示を行う。
フォーメーションテイクオフの4機を背後から望む。ブルーインパルスは東北地方は松島基地の第4航空団に所属しています。第11飛行隊が正式名称で六機による飛行展示をおこないますが、東京五輪にあわせ12機による飛行展示を準備中、これは延期でもみてみたい。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
小松基地航空祭も残すところあとはブルーインパルスのみ、この幕間時間と云うべき時間帯に地上展示航空機を少し回ってゆきましょう。
第303飛行隊デジタル迷彩60周年記念塗装F-15戦闘機の尾翼をアップで。飛行展示や誘導路を進む様子ではなかなか細部までは近寄れませんのでここで。しかしデジタル迷彩、記念塗装で収めるのは惜しい、正規の迷彩にしてはと思うほど、迷彩効果も迫力も秀逸だ。
F-15戦闘機イーグルの地上展示、第306飛行隊のイエロー犬鷲記念塗装の機体を。イエロー犬鷲記念塗装は勝手な命名ですが、この第306飛行隊というものが犬鷲をトレードマークとした部隊マークでして、1981年にここ小松基地にて創設された飛行隊でもあるのです。
第306飛行隊の60th Aniversary Since 1954の垂直尾翼を。イヌワシはベールクト、北米とユーラシア大陸に広く分布し日本国内にも。そしてなにより石川県の県鳥として1965年に指定されていまして、306のほかに石川県警もマスコットにしている人気者だ。
F-2B戦闘機、三沢の第3飛行隊の所属機、航空自衛隊で最初にF-2戦闘機を部隊配備したことで知られます。なお現在は三沢基地の主役をF-35戦闘機へ譲りまして第3飛行隊はF-2を装備したまま首都防空の要衝、茨城県は百里基地にF-2飛行隊として移駐している。
基地防空隊のVADSや60周年記念の81式短距離地対空誘導弾の展示が並ぶ。第6基地防空隊の装備で、81式短距離地対空誘導弾2セットとVADS20mm高射機関砲16門、そしてスティンがー個人携帯地対空ミサイルを24基装備しています。基地防空最後の砦ですね。
AH-64D戦闘ヘリコプターの地上展示、あの、5号機ではある。陸上自衛隊には実は現在もっとも必要な装備の一つとおもう。しかし、あの、つまりこの5号機はこの時点では明野航空学校の機体、そしてこののちに第3戦闘ヘリコプター隊に配備されまして、そして。
旅客機の着陸を広角で、F-15戦闘機記念塗装2機とU-4多用途機にP-3C哨戒機にC-130輸送機の翼などが並ぶ。U-4,ああU-4だ、とみていると周りの子供がUFO未確認飛行物体と聞き間違えるのも航空祭の日常茶飯事といえるところでしょうか。水色の翼がC-130だ。
UH-1J多用途ヘリコプターは明野から地上展示、奥には小松のUH-60J救難ヘリコプターだ。陸上自衛隊のUH-60JA多用途ヘリコプターがものすごく高価になった背景には、悪天候でも無視界でも飛行できる特殊作戦機なみという高度なセンサーを全て搭載したため。
AH-64D戦闘ヘリコプター地上展示、背景には2基の航空掩体が広がる。航空掩体、シェルターともいう。小松基地は日本海の対岸にロシアと北朝鮮を睨む日本海側唯一の基地となっていまして、そのために戦闘機はシェルターに収容しミサイル攻撃などに備えている。
撮影位置は第306飛行隊のF-15Jが目の前、離陸する日航の767が。このちょっと始発の次で福井から来てバスに乗れず歩いたので出遅れたよ、という航空祭で着陸の瞬間が見えない最前列ではありますが、KOMATSUというターミナルの表記が見えるのがうれしい。
T-4練習機、ブルーインパルス四機編隊の離陸、航空祭の飛行展示がいよいよ開始だ。フォーメーションテイクオフといいまして、六機のブルーインパルスの内は先ず四機が先行して離陸し、ダーティターンとして基地上空へデルタ編隊で戻ってくる飛行展示を行う。
フォーメーションテイクオフの4機を背後から望む。ブルーインパルスは東北地方は松島基地の第4航空団に所属しています。第11飛行隊が正式名称で六機による飛行展示をおこないますが、東京五輪にあわせ12機による飛行展示を準備中、これは延期でもみてみたい。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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