■防衛情報-ウクライナ戦争
自衛隊が水陸両用部隊創設に非常に大きな時間をかけた事を鑑みればウクライナ軍の改編は大車輪で進んでいる事になる。
ウクライナ海軍歩兵部隊900名がイギリス海兵隊での訓練を完了した、イギリス国防省が13日までに発表した内容をアメリカのCNNが日本時間8月13日1549時に報道しました。ウクライナのゼレンスキー大統領は今年5月に海軍歩兵を海軍より独立させ独自の海兵隊とする方針を示し、また独立軍として兵力などを増強させる方針を示しています。
イギリスには6500名規模の海兵隊が置かれ、所属は海軍ですが海兵隊員の必須資格として自衛隊のレンジャー課程にあたるコマンドー課程を修了しコマンドー隊員となることが求められており、加えて海兵隊のほかにイギリスはSAS特殊空挺部隊と対を為すSBS特殊舟艇部隊という特殊部隊を有しています。これらの部隊がウクライナ軍を訓練しました。
海兵隊900名の訓練はイギリス国防省の半年間にわたる訓練支援計画の一環であり、詳細は省かれていますが複合ボート等を用いた強襲作戦や海浜障害物の爆破訓練、地対空ミサイルスティンガー操法訓練なども行われたとのこと。今回の志願者は従軍経験のない志願兵が大半だったとされ、訓練は想像以上に厳しかったとはなしているとのことです。
■シャヘド無人機
このシャヘド無人機はロシア沿海州から東京や京都は勿論遠く福岡まで到達する真剣な脅威です。
ロシアはイランのシャヘド136無人機をコピー生産開始の可能性が高い、CARイギリス紛争兵器研究所の調査結果を8月13日1033時CNN報道が報じました。ロシア軍はイランのシャヘド136無人機、シャヘド131無人機をゲラン無人機として大量に取得し運用していますが、7月にウクライナで回収されたロシア無人機残骸から新しい点が。
CARイギリス紛争兵器研究所の調査結果によれば、機体構造や航法装置などの相違点からイランで生産されたものではなくロシアでコピー製造されたものが既に実戦投入されていることを示しているという。今回回収されたものはリバースエンジニアリングによりコピー生産したものとみられ、今後ロシアが大量生産することが危惧されています。
シャヘド無人機については、イランが既にロシア国内へ無人機工場建設を進めており、2024年初頭にも量産体制が整うとされてきました、今回の無人機がこの工場において製造されたかについては示されていません。シャヘド無人機は低速で捕捉も難しくはありませんが2000㎞以上を飛翔し、安価であるゆえに投入数が多く深刻な脅威となっています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
自衛隊が水陸両用部隊創設に非常に大きな時間をかけた事を鑑みればウクライナ軍の改編は大車輪で進んでいる事になる。
ウクライナ海軍歩兵部隊900名がイギリス海兵隊での訓練を完了した、イギリス国防省が13日までに発表した内容をアメリカのCNNが日本時間8月13日1549時に報道しました。ウクライナのゼレンスキー大統領は今年5月に海軍歩兵を海軍より独立させ独自の海兵隊とする方針を示し、また独立軍として兵力などを増強させる方針を示しています。
イギリスには6500名規模の海兵隊が置かれ、所属は海軍ですが海兵隊員の必須資格として自衛隊のレンジャー課程にあたるコマンドー課程を修了しコマンドー隊員となることが求められており、加えて海兵隊のほかにイギリスはSAS特殊空挺部隊と対を為すSBS特殊舟艇部隊という特殊部隊を有しています。これらの部隊がウクライナ軍を訓練しました。
海兵隊900名の訓練はイギリス国防省の半年間にわたる訓練支援計画の一環であり、詳細は省かれていますが複合ボート等を用いた強襲作戦や海浜障害物の爆破訓練、地対空ミサイルスティンガー操法訓練なども行われたとのこと。今回の志願者は従軍経験のない志願兵が大半だったとされ、訓練は想像以上に厳しかったとはなしているとのことです。
■シャヘド無人機
このシャヘド無人機はロシア沿海州から東京や京都は勿論遠く福岡まで到達する真剣な脅威です。
ロシアはイランのシャヘド136無人機をコピー生産開始の可能性が高い、CARイギリス紛争兵器研究所の調査結果を8月13日1033時CNN報道が報じました。ロシア軍はイランのシャヘド136無人機、シャヘド131無人機をゲラン無人機として大量に取得し運用していますが、7月にウクライナで回収されたロシア無人機残骸から新しい点が。
CARイギリス紛争兵器研究所の調査結果によれば、機体構造や航法装置などの相違点からイランで生産されたものではなくロシアでコピー製造されたものが既に実戦投入されていることを示しているという。今回回収されたものはリバースエンジニアリングによりコピー生産したものとみられ、今後ロシアが大量生産することが危惧されています。
シャヘド無人機については、イランが既にロシア国内へ無人機工場建設を進めており、2024年初頭にも量産体制が整うとされてきました、今回の無人機がこの工場において製造されたかについては示されていません。シャヘド無人機は低速で捕捉も難しくはありませんが2000㎞以上を飛翔し、安価であるゆえに投入数が多く深刻な脅威となっています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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