イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

誰が助けてくれるの?

2007-04-24 | 第四章「愛とゆるし」

粗相をしてしまった室内犬ノコちゃん。

こういう場合、ノコちゃんを感情的に怒るのではなく、ノコちゃんと関わりのある家族の問題を考えると意外と深い真理に行き着く。

ノコちゃんが悪い、というより、私も含めた家族の関わり方の問題である。

愛すべきノコちゃん、今家族の中で一番小さな存在である。そして、意外と責任範囲のしわ寄せが来やすい。散歩につれて行かなかったことが多かったか。トイレのケアはきちっとしていたか。餌はどうか・・・

家族ひとりひとりのノコちゃんのケアの責任範囲は何となくできてはいる。散歩、風呂、ヘア等のケア、予防注射、トイレのケア、餌出し、ご褒美・・・

ただ、ひとりがトイレの配置を変えたりで変化があると、当然ノコちゃんにも変化がある。そうしたとき、家族の一人ひとりに何となくある責任範囲から、現在の問題がすり落ちてしまうのだ。

今ある問題を、責任範囲を越えて、自分の問題として関わる。これは、こころの仕組みとして、意外と難しい。そして、このテーマは宗教・哲学・心理学でいろいろ話題になる重要なこと。

ただ、この問題の存在を知るだけで、人生楽になれるところがある。

ノコちゃんを救うのはだれであろうか?

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