昨日、映画「ブラッド・ダイアモンド」を観た。レオナルド・デカプリオが主演し、残虐シーンも多いが、アフリカのシエラレオネの内戦の話をリアルに描き久しぶりに感動した。
100%に限りなく近い地獄の状態。特に少年兵の描写はショックであった。利権を追い、人の命が虫けらのようになる、「神も仏もない」シエラレオネの内戦の状況。
シエラレオネ内戦で、実父をも殺そうとする少年兵の描写があったが、その狂気は私の中にもあると思った。平気で肉親にピストルを向ける狂気。少年兵は無表情に、機械的にピストルを向けた。
どうしようもない時。苦悩に伴う、感情を味合うことは本当につらい。生きるために心を守るために、自分を歪め、つらい感情を避けることは私も多い。自分を変化させることは結構つらいからだ。
ただ、人の心の奥には愛そのものの魂があると思う。少年兵が父の言葉かけで、熱い涙を流し父に向けたピストルを降ろしたように、つらい時の感情は何かが始まるシグナルだと思う。
自分の中の、つらい感情に向き合う元気が出てくる映画でもあった。
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