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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

最初はちょっとから!(古今東西 8/10)

2013-06-06 | 第三章「無意識の世界」

 7-8世紀の時代を分けた日本の大・内戦、壬申の乱。東国に向けて出発した最初の集団は30名程度。皇室は天武天皇(大海人皇子)、持統天皇、草壁皇子、忍壁皇子のみと日本書紀にある。吉野から桑名まで昼夜3日で行軍している。そして、その後一ヶ月あまりで近江方を滅ぼしてしまう。

 今日は、これから飛鳥に向かう。明日は、この壬申の乱の出発点吉野宮滝に行く。

 当たり前かもしれないが、物事の最初は小さな現象から始まる。

 愛読書の「五万年前」では、最新のゲノム等の研究から、現世人類(今は70億人とされている)の祖先が、アフリカから海峡を渡り世界に拡散しはじめたのは50、000年前とし、そのときの集団は幼児も入れて150名程度と推定している。この話も凄い。

 私は、学生の頃、よく統計学を学んだ。サイコロを振るかのような確率論の世界だ。ただ、恐らく天武天皇や持統天皇は何かをひたすら信じ、激しい情動とともに行動したに違いない。確率論は関係ない。

 さて、そろそろ出発である。写真は吉野宮滝付近。

 古今東西 8/10

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