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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

心をひらく条件とは?(支援すること 6/8)

2013-06-28 | 第四章「愛とゆるし」

 暗雲が垂れこめ、自分の中でもやもや感があったのに、あるとき突然のように問題が解決し、晴れ渡るような経験をされたことはありませんか?

 そういったときの条件をまとめたのがロジャースの6条件です。これは、自分の経験したことを幾つか思いだし、実際に6条件に当てはめると(理論武装とも言われる)身についてくるようです。6条件を簡単に言ってみましょう。(実際は正確な学術用語で書かれていてるので興味があるかたは是非、生き甲斐の心理学テキスト132Pを当たるなどチャレンジしてくださいませ。)

 1.二人の個人がいてラポール(心理的接触)がついている。

 2.一人は傷つけられやすく、不安定。

 3.もう一人は、安定している。

 4.安定した人は、不安定な人に対し無条件の愛を経験している。

 5.安定した人は、不安定な人に心を寄せ理解し認め(賛同することではない)、それを伝える努力をする。

 6.不安定な人にそれが伝わる。

 傾聴訓練とかエンカウンターとか、いろいろ基本的な訓練があるが、この6つの条件を実現する教育の一つと考えると腑におちます。

 この6条件で、自分の理想と現実のギャップが縮まり、自分自身によって問題が解消されるのです。

 私の場合は、7歳の時日本語だけの世界から初めて英語だけの世界に闖入(アラスカの普通の小学校に編入された)した経験があります。その時の女教師と接したときの経験が強烈なのです。英語がしゃべれなくても何とかなると自分で気づいたのは、この6条件だったと思います。今、あの時の先生はどうされているかな?

 支援について6/8

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