イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

甘えたり、甘えられたり!(時間と空間の旅 ⑤ 1/10)

2014-03-10 | 第二章「五感と体感」

 孫娘が、先週インフルエンザになったせいもあるが、どうも言うことをきかなくて娘が困っていることもあり、昨日から我が家に遊びにきている。

 誰でも、健全に甘えたり甘えられたりするが、時に不健全な甘えになったりもするようだ。それは、大人でもあるし子供でもありそうだ。

 こころの防衛機制に退行ということがあるが、現状が苦しいので幼少期に戻って快楽原則にひたりたい心理だという。良い退行は、人生の潤滑油のようで、夫婦や恋人の仲、親子、学校、職場などで、甘え、甘えられるという感じで(勿論バランスも大事だが)楽しめるが、不健全な退行?もある。

 電車の中で、異常に泣き叫び母親も困り果てていたりするといったあかちゃん帰り現象もあれば、最近では、登校拒否や出社拒否なども不健全な退行の一つかもしれない。

 防衛機制を勉強するのは、自分の生育史が極めて大事だとU先生から教えられた。生育史は良い想いでもあるが、おおかたは興味の対象にもならないばかりでなく、不機嫌になるものまであり通常は思い出すこともない。しかし、生き甲斐の心理学を学ぶ上では、自分を深く知る事、さらに臨床心理学の諸理論を血肉化することに大いに役立つ。さらに解釈を変えることで、自分の人生が輝いてくるという不思議な現象を経験すると、やみつきになったりする。

 退行も実に奥が深い。

 近くの大栗川には、大雪の影響も去り、鴨が目立つようになってきた。写真のように、川でイキイキと過ごす様子をみると和んでくる。つがいの鴨も甘えたり、甘えられたりしているのだろうか?

    

時間と空間の旅 ⑤ 1/10

人気ブログランキングへ <・・クリック応援いつも感謝しています o(^▽^)o