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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

春の良き日に素人吟行してみよう!(時間と空間の旅 ⑤ 10/10)

2014-03-23 | 第二章「五感と体感」

 昨日は、「生き甲斐の心理学」を一緒に、もう十年近く学ぶ仲間と、立川の昭和記念公園でピクニック・勉強会を楽しんだ。

 ただ花を楽しむのも良いが、今回はちょっと違う切り口もいれて、恐らく2-3倍は楽しんだように感じる。これも長年つちかった仲間どうしの絆と「生き甲斐の心理学」の学びのお蔭だと思う。

 朝は、久しぶりの大快晴。モノレールで立川に向かう中、特に万願寺付近では真っ白い富士山が実に美しかった。そんな中、西立川のゲートから、ビルの谷間に時々見える富士山を背に、公園に入場する。そして、ボランティアの方に見ごろの梅などの場所をお聴きし、のんびり寝ている鴨(寝ているのかどうか、議論あり)が浮かぶ池を周り、梅林方面に。

   

 そこで、花の写真をとったり、写真は撮れずじまいだったが、メジロを愛でたり?した。昔は大水で氾濫したという川も、不思議に渇水し、どうしたものかと心配したりした。

    

   

  

そして、風をさけて人影が少ない原っぱでシートを引いて、勉強会兼昼食会(お酒あり)兼かるた会!

  

今回は、昭和記念公園に因んで、昭和天皇の勉強。歴史のお勉強は古代が多いが(私など高校紛争世代は、日本史の授業などは中世あたりで中断してしまったことも)、今日は近代。「生き甲斐の心理学」の仲間から、生育史を語るときは年譜と系譜(時間軸で出来事を追った生育史と系図)が大切と教えていただいたこともあり、昭和天皇の系図と年譜を持ち寄り語り合った。

昭和天皇については、戦後生まれの私は、その時代だけの、かつまた天皇のお堀の外の活動(ニュース等)しか知らないで来たのですが、昭和天皇の外戚が今の世にあっても藤原北家の血筋が入っているとか、大正以降の一夫一婦制への移行とか、水戸学の影響を受けた明治以降の祭祀とか、昭和史に影響を及ぼした女官制(松本清張の神々の乱心の舞台)などワクワクしつつ楽しく語り合った。

そして、この昭和記念公園も、天皇が生物学を何故愛し、植物を愛するようになったかを思索することで深みを増したようです。

次に、私が先日琵琶湖近くの義仲寺で購入した「俳聖かるた」を。芭蕉の「唐崎の松は花より朧にて」とか蕪村の「菜の花に月は東に日は西に」など、こころに染みわる名句でシミジミ度をあげた。

そんな、こんなで時間も経ち、気が付くと、閉園時間もまじか。最後にお茶しつつ、吟行みたいに、俳句か川柳かを皆で披露しあい楽しい一日が終了。

名句の数々を次に、誰の名句迷句かは当ててくださいね。

      ボートこぎ他人(ひと)の楽しさカモの群れ

      生きがいを感じて遠く梅の花

      梅の花すかして見える青い空

      福寿草生きる力をひっそりと

      福寿草岩を枕に咲きほこる

      悲し川今は水なしあはれなり

      悲しみの心をいやす名無し草

      俳聖のカルタ取りつつ酔いまわる

      俳聖の季節を感じるカルタ取り

      閑古鳥昭和は遠くなりにけり

      梅かほり春分の日も過ぎにけり

時間と空間の旅⑤ 10/10

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