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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

うまくストレスを解消する・・・(私のストレスとは? 3/10)

2017-04-07 | 第三章「無意識の世界」

 小学校のころなど何か失敗をすると、父から「言い訳をするな!」と怒鳴られたことが多々あった。これは、自分なりに解釈すると、ストレスを一端は受け入れるという貴重な訓練だったように思えてならない。生き甲斐の心理学でいうと、フロイトの十四の防衛機制を働かす前に、いったんはそれを受け入れることの大事さにつながる。

 ストレスという言葉は非常にあいまいに使われるが、生き甲斐の心理学ではストレス曲線ということが多い。これは、平たく言えば理想と現実のギャップから生じる感情で、不安・怒り・身体症状・ウツ・錯乱などである。暗い感情と言っても良い。

 そして、生き甲斐の心理学を学んで眼を開かれたのは、ストレス曲線の背後には必ず平たく言うと当人の理想と現実のありようが隠れているということだ。遅刻しそうだとか、成績が悪かったなどは理想も現実もかなり意識化できる。そして解釈を変えることで根本的に解消することも多い。しかし、ふと見た光景で急に暗い感情がうごめいたりする理由モわからない経験のように、理想も現実も無意識の世界に隠れていて曖昧模糊としていることも多い。

 さて、私はU先生の生き甲斐の心理学を通じて、自分のストレスを意識するようになった。無意識の世界からのものも含めて。そして、隠れた、無意識の世界に潜んでいた(多くは幼いころからの成育史から形成された)ストレスをいくつか解消することができたと思っている。

 昨日の海底から水面を見た光景への反応は、自分にとって恐怖の原型になったかもしれないが、事件は変に抑圧されることもなく現在の生活に支障を与えていないようだ。あの危機のときに父親に無事助けられたということもあったかもしれない。反対に、殆ど他人からは見過ごされるような出来事で抑圧したりして、後を引いたケースがいくつかある。また、これから解決すべきこともあるように思う。

私のストレスとは? 3/10

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