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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛の原型を楽しむ・・・(私のストレスとは? 9/10)

2017-04-15 | 第九章「愛」

 厳しい日常の中で生きているときに、ふと思い出す愛の原型。生き甲斐の心理学を学び始める前は、そんな愛の原型があるとは、あるいはその大切さなど考えてもみなかった。だいたい、過去を思い出すことは余り楽しいことではなかった。

 愛の原型とは成育史の中で、心底こころが温まるような名場面である(主観的な)。そういわれて初めて愛の原型を考えてから、もう15年以上経過したが、そのころと今を比較すると引き出しが増えていることに気づく。あれは今考えると愛の原型の一つだと思える場面が増えている。昨晩帰宅時に見た満月に近い月も、幼いころに母や祖母たちと庭先で見たお月様に似て、一つの愛の原型に触れていたのだろう。こころがほんわかと温まった。

 15年前は恐ろしい場面にすぎなかったのに、今は最上級の愛の原型だったなとしみじみ思うものもある。伊豆の海水浴で波で海中の飛び込み台の柱に引っかかった絶体絶命のとき、父に助けられた経験がそれだ。全く英語がわからない中でアラスカの小学校に一人入ったときに外国人の女性の先生とのやりとりも、はっきり覚えている原型の一つだ。

 自分の中には、いろいろな愛の原型がある。なんとなく自他肯定的に分類できるものもあれば、自己肯定・他者否定に通じる場面もある。そして、過去のことではあるが、ストレスの多い今ここでの日常の中で、影響を及ぼしていることも感じる。自分にとっての愛とは何か?哲学的に愛をとらえるやり方もあるが、心理学的にアプローチする方法もあるのだ。

 さて、明日は復活祭である。春分の日の後の満月を過ぎた最初の日曜日だ。そして、嬉しいことに孫の洗礼の日である。

私のストレスとは? 9/10

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