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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

小さな理想と大きな理想 (私のストレスとは? 7/10)

2017-04-13 | 第七章「光と復活体」

 ストレスは良いものか悪いものか?こうした質問を受けたら、私は最近、良いものだと言うことにしている。もちろん人それぞれキャパシティがあり、それを越えるようなストレスは健康上問題ではあるが。

 ストレスはそもそも何であるか?U先生の生き甲斐の心理学ではストレス曲線は理想と現実のギャップと考える。誰にでも、実際の関心の対象に関しては、こうあるべきだといった理想があり、そうではない現状があるものだ。

 例えば、洋式トイレの便座がある、独身で一人住まいの時は、自分の思いの通りなのでストレスはないが、配偶者と一緒になると、トイレを終えて便座を上げるか下すかは性差等からか、配偶者と理想形が異なることが多い。

 こうした場合、自分の小さな理想にこだわっていると(意識的にも無意識的にも)、二人の仲はギクシャクするものだ。

 まずは、ストレス(また、便座が下/上になってる!)を感じた時、つまり暗い感情が湧きおこっている時(不信感、嫌悪、怒りなど)にどうするかが重要だ。U先生は「ストレスは幸福へのシグナル」とよく言われる。湧きおこってくる感情を、いったん客観視してみる。その怒り?は私に何を教えてくれるのだろうかと・・・

 状況によって(タイミングや相手の状況)、時には我慢(抑制したり・・)する必要もあるかもしれないが、相手に自分の考えをうまく伝える必要があるかもしれない。主張より感情を伝えるほうが良いこともあるかもしれない。その結果、新たに和解が成立しちょっと大きな理想ができれば幸せである。

 家庭や職場、仲間との場、さまざまなところでこうした理想の問題が発生する。成育史を始め違ったひとたちが集まるのだから当然である。そして、ストレスを感じたときに、自分の真実(ストレスを感じることは大きな意味がある)を否定(抑圧)するのではなく、自分自身でその意味を考え、自己肯定・他者否定(尊大)、自己否定・他者肯定(卑下)ではなく共存共栄(自己肯定・他者肯定)の道に向かう。それが重要だ。

 もちろん、我が家の便座問題?のように永遠に解決できないこと(笑)もあるかもしれない。ただ、話し合うことで現状は変わらないまでも、お互いをより理解し受容していけるようだ。つまり理想がすこし変わる。

私のストレスとは? 7/10

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