イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ストレスという杖を持ち・・・(私のストレスとは? 8/10)

2017-04-14 | 第八章「魂と聖霊」

  何気なく道の隅にある祠やお地蔵様。昔は眼に入ることもなかったが、最近は思わず佇みしげしげと見入ってしまう。有名な仏像やガイドブックにも載っていないお地蔵様でも、長い時間祈りが込められているのだろうか、何か頭が下がるものだ。

 祠やお地蔵様でなくても、道端の雑草や野鳥に感動するときもある。美しい夕焼けに感動することもある。

 年をとりできることが少なくなっても、私は若いころよりもこころの自由を得ているように思う。もちろん、自分が今は何もできない政治や経済の話などで、ストレスを感じ心が氷のようになることもあるが。それは忘れ、自分が自由にできる自己肯定・他者肯定の道に焦点を合わせ、その中でストレスを杖に歩んでいく。意外に楽しい。これも生き甲斐の心理学のお蔭かなと思う。

 ストレスと毎日のように付き合うのは若いころと同じだが、ストレスを分類しよりより知ることで、あるいは、自分のこころを傾聴する力をつけることで、ストレスの大半は人生の宝となるようだ。

 同行二人という言葉がある。杖をつき弘法大師さんと一緒に巡礼するというイメージは、信じる宗教は違っても感動する。私にとっての杖は、湧きおこる感情かもしれないが。

私のストレスとは? 8/10

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