田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

晩秋の片付け(2)

2006年11月10日 | 日記
11月10日(金)快晴 三日続き と言っても好い
  夕べ遅く寝たわりには今朝の目覚めが良い。6時に起きて外に出てみると意外に暖かいので冬が後ずさりしたようだ。
  今日の仕事は軽トラや農機具、除雪機等が置いてある車庫の大掃除をすることとなった。屋根は立派だが柱だけのコンクリートの土間だが、外で使うものは全て此処に置いてある。南から入る車庫として計画したが、突き当たりは東に曲がっており和室に面している。それ故、和室から見えるところにゴッタク(便利な信州弁)を置くと家人・妻からクレームが掛かるので此処にはストーブ用の薪を並べてある。
  10時作業開始、先ずは場所を塞いでいる桜の薪材を全て外へ出すと広いスペースが現れた。45cmに揃えて切り次に盾に割る。三年も寝かせた桜の樹は楔が入ると薪割機は要らないくらいにパカッと気持ちよく割れる。半分くらい割ったところで妻が公民館の合唱を終えて帰ってきたので昼食とする。
  食事は外で陽にあたりながら摂る、静かだ・・・やがてツカツカツカと離れた所にある小さな工場のプレス作業の音で午後の開始時刻だ。耳がその音に慣れてくると、同じリズムでチッチッチッチッっとの藪の中で鶯が地鳴をしている。食後庭を歩いているとオレンジ色のバラが霜に当たり赤味を帯びて咲いているが蕾は開くことができるのだろうか。また、隣には秋明菊の花弁が落ちたマッチ棒のような処が弾けタネが綿毛に包まれて風に乗るタイミングをねらってる。旨く飛んで新天地で芽をだせるのか?まるで蜘蛛が糸を張って風を待つのと同じように思えた。この季節は庭の花もほとんど終わり秋明菊の純白の綿毛、蓑虫のように沢山ぶら下がっている白樺の花殻などが眼を楽しませてくれる。
  来週此処の集落にある別荘に来る友達のために薪を五束用意して軽トラに積んだ。全ての薪を片付けたが予定した作業の1/3しかできなかったが五時半で暗くなり終了とする。
コメント (1)
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