田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

北佐久郡公民館研究集会について

2006年11月19日 | 日記
11月19日(日)曇 昼前から雨に変わり夜はかなりの雨
  昨夜の夜更かしにもめげず7時には目が覚めた。
  妻・Mは立科町中央公民館「童謡唱歌を歌う会」が『北佐久郡公民館研究会』に参加して、夕焼け小焼け、里の秋、野菊の3曲をコーラスで歌うことになっている。主催は北佐久郡公民館運動協議会で今年で第30回となる。生活の一部となっている地域の文化を担う公民館行事はありがたいことと思う。
  妻が持ち帰ったプログラムの頁を開いてみると開催要項で公民館の歌(自由の朝・山口真一作曲、下総一作詞)が載っているが、今まで立科町では歌ったことがないので知らなかった。開催要項には開会式の挨拶の後に講演「健康作りのためのレクレーション」があり次に、公民館活動を通しての実践発表の中で「立科町の童謡唱歌を歌う会」「御代田町の蘭花日本語教室」「軽井沢町の老人会シルバーダンスクラブ」と皆さんの発表となっている。当町のコーラスは人数も多く「楽譜や歌詞カードを見ないで歌っていたのが印象的だった」と他の町から来た方が感想を話してくれたそうだ。
  プログラムをしっかりと読むと感動と喜びが湧いた。それは、我々が「ふるさとプロジェクト」で立科町の里のウーキングマップを作るために公民館行事として採りあげて完成までお世話になった、S.館長 I.主事が地域の公民館優良職員として表彰されたことである。嬉しい、誠に嬉しい限りだ。特に市川理君はマップ作りで我々では気がつかない処までバックアップしていただき、17年度末に印刷ができたことはメンバーの誰もが感謝していることだ。公の場で優良職員とされたことは自分たちのように嬉しいことに感じる。
  妻の留守中に私は、近くの別荘に今晩友達が来るので、この寒さではストーブが直ぐに使えるようにと薪5束と焚き付けに使う木っ端をダンボール箱いっぱいにして、ベランダに置いてきた。たぶん今晩遅くか明日早朝に到着するのだろう。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立科落語会開催(その2)

2006年11月19日 | 日記
  落語会を催そうというのがやらず会で言われ始めたのが既に16年前のことだそうだ。この会では春(6月)は音楽会で、秋は落語となったのもその頃からなのだろうか?もっとも私はまだ、会員としての活動は3年間しかなくその経緯をつまびらかにされたこともないので詳しくはわからない。
  落語会は今回の高座にも上がった菊輔師匠にメンバーの構成や取り纏めを一手にお願いしている。始めのころはこの地域で落語を生で聞くことができるのは珍しくチケットの売れ行きも良く大勢のお客様に来ていただいたようだ。今回の聴衆もそのほとんどが16年前からの繋がりであり、高齢化が目立つのも致し方ないことだろう。しかし、伝統芸能としての日本の話芸を耳にするためにも高校生や若者に聴きに来てもらうことが重要と思っている。現在の笑いから観るとTVのお笑い番組に出てくる若手の傍若無人の芸とは思えないような人を卑下したり食べ物を無駄にすることで笑いを誘うようなことばかりではならない。
  落語に付きものの「人の癖」「男女の生業」「言葉の綾」など、人を観察することで誰もがその可笑しさの場面に入れるようなことを口述して聞かせることで文学に相通じることがその楽しさであり笑いを生じるものと思う。下ネタもウイットがあれば笑えるが下品となれば失笑を買うようなものだ。耳や目から学ぶ落語は洒落気を養うよいものと思う。学校でも世の中でも駄洒落であれ考え落ちの本格的な洒落であっても生活の中にとけ込めればイジメなどはなくなると思う。
  今では落語協会も伝統芸能ということで小中学校で演ずる『落語教室』と称して廻っているそうだ。実際にその場面に立ち会ったことはないが、TVの笑点の番組のように会場から題目をもらって川柳や短歌を作るのは自分で試しても面白く、また、人のものを聞いても楽しい。
  公演後、会場を片付けて会員7名が集まり落語のこと、会の運営のことなど熱く語り合い「今日の落語会は何時になく盛況だった」ことを祝して乾杯!!
家路に向かったのは午前0時を廻っていた。
  いつの日か「やらず会」がプロデュースをして小・中学校で落語会ができれば町内が明るく楽しいことなると思うが・・・・     (完)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立科落語会開催(その1)

2006年11月19日 | 日記
  11月18日(土)晴 雲多し
  立科落語会が催されるので天候が気になる。
  寒くないか、冷たい風は大丈夫か、雨はセッタイに降って欲しくない、よもや雪などはダメと主催者「やらず会」の面々の全員の思いである。
「やらず」の名前に初めは否定形で何故?と思ったが、そのころの私は地元の言葉も分からなく、『ず』とは否定形ではなく『ろう』という「呼びかけ」る言葉だと言うことが集落の集まりや共同作業の場でなまの言葉からその意味を理解できた。
  落語会の開催場所は立科町の老人センター、会員が3時に集まり舞台の設営、客席の椅子並べなど準備を始め、演者の落語家6名を新幹線佐久平に出迎えた。一行は準備ができた会場へ4時半に到着して舞台、照明の確認をする。催しものは講演会とは違うのは、必ず舞台や照明の手直しをすることがある。舞台の上に作られた高座に対して、照明の当て方などなどである。それぞれその言いぷりが可笑しいが、そこそこで治まるものだ。客席は町特有の床暖房付きの会場なので前の方の席ははゴザを引き、その後には椅子を並べた。
  6時半開演だが早くも5時過ぎにはお客様が来場し、かなりの出足の良さを感じるが、客入りが気になるところだ。やがて、会場の準備も終わりスタッフが引き上げてくると、控え室では「煮込みうどん」の炊き出しがあった。今まではカップラーメンとかサンドイッチなど買ってきたものが多かったが、今回は女性会員のお世話で炊き出しとなった。また、会員のお手製の差し入れで、鱒寿司、カステラ、太巻きなどが色を添えて盛り上がった。準備もできあとは開演を待つのみでお客様も会場いっぱいとなりありがたいことだ。私は受付係を担当したのでチケットの半券を数えてみると126名とご招待16名合計142名そして、会員や関係者を含めて160名が今日の落語を楽しんだことになる。
  全てが終わったのは9時10分演者たちは9時50分発の新幹線にならなければならない強行軍だったかも知れない。(続く)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする