田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

雨の中 充実した一日だった

2007年07月02日 | 日記
7月2日(月)曇り 雨 曇り 夜に上はあがる
朝からどんよりした雲が視界を遮っている。
雨が降り出しそうな朝の庭には、一際白く浮き立っている「藪一華」が見える。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/yabuitige.html
朝食をしているときに向かいの山が霧に包まれ、集落の家並みまでが見えにくくなってきた。
気がつくと雨粒が落ちている。
霧雨のように細い雨がしっかりと降りやがて屋根からの滴も、玄関前の樋から垂れ下がっている鎖を静かに伝わっている雨水の速度が速くなってくる。
食事を終わる頃には勢い良く音を立てて水が流れるようになる。
この季節で好きな景色になった。

昼前までは環境問題の昨日届いた本を拾い読みしてみる。
『牛乳パックやペットボトルでで再生品を作るのは経費が掛かりすぎるので、燃やして発電するのが良い』と書いてある。また、物をリサイクルすることが循環社会の見本のように云われているが、循環する中間で多量のエネルギーや運搬に経費を掛けたりすることが更に公害を引き出したりしている。
このことは実に大きな問題とされているが、政府の送れた情報に踊らされている末端住民は好い迷惑だと思う。
ニュースで流していたが、千葉県柏市役所では割り箸を使わない運動を始めたそうだ
業者が届ける弁当に割り箸はつけない、「My箸」を使うことが業務命令で出されたそうだ。
この取り組みにより市役所ないで、年間で40万本余り、およそ2トンの割りばしを節約できるとしている。
柏市の酒井根中学校は立科町へ“ほっとステイ”できていて、我家のエコ生活を垣間見た彼らは今、鼻高々なのだろう・・・・・
立科町の町内でも一切割り箸はやめてMy箸を持つようにしよう・・・・

夜は町民祭り「えんでこ」の実行委員会が開かれ、町長始め町内集落代表が集まって最終的な説明会が行われた。
祭りの会場の桟敷(休憩場所)が抽選で決まったが、広くてメイン通りに面したところで一安心した。
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環境を考える一日だった

2007年07月02日 | 日記
7月1日(日)曇り 雲が高い位置にあり、爽やかな天気だった
午前中は環境問題についていろいろ考えてみた・・・・
しかし、考えれば考えるほどに田舎の文化と環境の維持が難しい課題を抱えているのではなかろうか?
価値観の違いは俺が移入者であることも一因だと思うが・・・・・

新聞の折込で地域の情報発信をしている『蓼科テーブルテレビ』7月放送番組表が入っていた。
今月号に我家の「愛息Sala」が掲載されている。
この情報誌では毎月ペット募集が掲載されているが、なかなか希望者がいないようだ。
友人のSのお宅でも愛犬が掲載され、そして我家に廻ってきたようだ。
もっとも、本人(犬)に見せても全くシランプリを決め込んでいる。
少しだけ照れくさいのか、恥ずかしいのか横を向くだけだ!!

昼には待望の「本」が届いた。
題名は『リサイクルは資源のムダ使い』 (地球に正しい生活マニュアル)
著者 小若 純一(食品と暮しの安全基金)
http://www.tabemono.info/shuppan/shoseki.html
地球の温暖化防止 が盛んに取りざたされているが、実際に何が?何故?と云うことになると見えてこない。
現在、良しとされていることが深く考えれば疑問が大きくなるのだ。
俺の家でも太陽光発電装置で瞬間発電能力5kwと云われているものを設けている。
環境に良いから・・・・エコ・エネルギーだからといわれているが、実際にはこの
パネルを作るのにどのくらいの石油や電機を使用しているか?また、発電のロスはどの位有るのか?
近い将来、ほんの近い将来には太陽光発電パネルは廃棄物として大問題になるの必至だろう。
太陽光発電のコストが高いのは周知のことですが、これを廃棄する処理に大きな費用が掛かることです。
決して、太陽光発電で得たお金では賄うことは出来ません。

この町、立科町は自立選び更に、新たな町長も自立を継続維持することを前提としている。
役場組織の大改革をはじめ新たな取り組みを始めている。
小さい組織だからできる。
2700世帯8000人の町だからできる。
『地球に正しい住み方』を、一つの家庭から集落へ、そして、集落から町へと大きな輪が広がることを願いたい。
『自然豊かな立科町を次世代に残せるように、環境破壊を無くすなど様々な活動を行い、自然に優しい町づくりを目指します』
これは“たてしなエコ・クラブ”の主旨でもあるが、町民一人ひとりが意識をして生活をしていかなくてはならない。
コメント (4)
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