田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

式部の紫と白 趣のある花だ

2007年07月20日 | 日記
7月20日(金)曇り 午後 一時雨 曇り
夕べの続きで朝起きても寒いくらいだ。
東に向いた洗面所の窓を開けてみると、冷たい風がサット全身を冷やすような気がした。
寝起きは悪くないと自負しているが、なぜか疲れている。
蓄積疲労を回復させるには、夜の12時前に眠ることが大切だと教えられた。
何をするでもないが、思いつくまま疑問に感じているものを知らば始めると直ぐに25時を過ぎてしまうのだ。
夢中になって本を開き、ネットで探していると睡魔が襲ってくるときは良いのだが・・・
好奇心が迎合しているものとなると時間を関係なく捜し求めてしまうのだ・・・・
夕べも寝たのが25時半くらいだった。
遅寝早起きだけは、昔とった杵柄 とはいかないようだ。

午前中は“たてしなエコ・クラブ”のパンフの印刷に費やされてしまった。
このパンフも既に50枚くらいは印刷しているが、賛同者がどのくらいになっているのかはわからない。
エコを意識し始めてから、何が変わったかのかと言えば食器洗いの洗剤の使いかた、水等だが・・・
果たして地球温暖化に対してどのように貢献しているかなどは難しい問題だと思う。
具体的に生ゴミを町の収集車に乗せることはせず、自らの手で堆肥にして、それを畑の肥料とする。
これは確かに幾つかの経過を経て温暖化抑止となっているかもしれない・・・
そんな、小さなことで良いのだろう・・・
エコは不可能な生活形態の人から言わせればエゴに聞こえるようだ。

昼をとっくに過ぎた頃にMが童謡唱歌の会から戻った。
今日は「芭蕉布」の唄を謳ったようだ。
「芭蕉の木」と云うのは俺が幼い頃に、近所の家の庭にあり大きな葉が風にゆれる姿が異国情緒を持っていたように覚えている。この木にバナナがなるという信じられない木だった。
遅い昼飯を済ませてから外にでて、庭を一回りする。
下の庭におりる階段の脇に紫式部と白式部の花が咲いている。
秋には丸い実をつけて自己表現をするが、花はあまり人目につかないで終わってしまう。
静かな花だが近くに寄って見ると、華やかな咲き方で平安の栄華な姿を偲ばせる。
扇子を広げたように小さな花を並べているのが趣がある。

夜は中央公民館で開かれた「男女共同参画」(女性議員4名を迎えて)と云うテーマの集会に参加した。
3名の新人女性議員と1名の2期目で社会文教委員長が出席したが、男性は僅かに俺とTさん、公民館のS氏の三人だった。
推進委員では男性が2名で議事進行と書記をやってくれた。
会の内容は新人議員からみた役場の男女共同参画が未発達であることを話された。
俺自身からも役場では今でもお茶汲みを女性がやっていることが不自然であり、職場内ではお茶は給茶機でやれば良いと思っている。
蓼科山中腹美女下地区で産業廃棄物処理業者が土地を求めていて、地権者が手放す状況にあることが話された。
このことで議員たるもの、町民に対して情報の公開を進んでしなければならないことが求められた。
社会文教委員長であるK議員の控えめの発言には厳しい意見が発せられた。
この町が女性の力により守り作られていく片鱗を垣間見た思いだ。
コメント (6)
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