田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

飲むなら乗るな? 飲むなら呑まれるな!!

2007年07月26日 | 日記
7月26日(木)曇り 小雨 晴れ
霧に包まれた景色で朝を迎えた。
午前中は雨は降らずに蒸し暑さだけが澱んでいる。
うとうとしている処に電話が鳴り飛び起きてしまった。
内容は町の球技大会で地区代表チームのメンバー構成のことだった。
前にも会議の様子をこのブログで書いたが、さっぱり解らない。
地域特有の形態で、集落ごとに同じ苗字と似通った名前が多いのだ。
其々の集落では同じ苗字の郭が2~3で構成されており、その中の名前も二文字の漢字の上下が似通っていたり、どちらかが一緒だったりと・・・・・
俺のような来た者のには到底難しくて理解不可能なのだ。

そんな俺が大役を仰せ付かっているいるが、投票で決められてしまったのだから・・・
民主主義の不合理極まりない所以なのだ。
明日がメンバーや監督・コーチの一覧表を役場に提出する日限なのだから困ったことになっている。
午前中はそんなことであっという間に時間が経過してしまった。

午後は1時に公民館へ集合して「疏水百選」でも全国的に有名になった塩沢堰の見学に行く。
http://www.inakajin.or.jp/sosui/nagano/a/274/index.html
呼びかけは「ふるさとプロジェクト」と称して既に町内のウオーキングマップなどを作り果敢に活動しているグループ12名で構成されている。
今日の解説者は「水の大将」と呼ばれている、六川長三郎第12代の妻、いく さんにお願いしてある。
11代12代の家庭内の切り盛りと生活基盤を確立させてきた目で、堰の維持管理の裏側を解説してもらうことになっている。
町から30分くらいで現地に着き、小雨降る中をバスを降りて歩き塩沢堰を訪ねた。
解説は女性の立場からの的を得た説明で一同納得をして次の最も難工事であった場所、普請小屋跡と水路の見学をした。
説明の中で初代長三郎勝家の妻の知恵で「水路の水漏れには,竃の灰を流れに浮かべることで渦が巻く処が水の漏れる箇所」と炊事場の知恵を授けたことが文書に書かれているという。
午後の半日を公民館事務室のS氏がバスを自ら運転、行動を共にしてくれてたことに感謝をしたい。
4時過ぎには公民館に戻り、今後の計画を話し合った。

夜6時からは久々の懇親会ということで、ふるさとプロジェクトの有志が集まった。
幹事の呼びかけでこの会が大変お世話になった前教育長・公民館長のAさんの退職を祝う会を兼ねて懇親会を開くこととなった。
幹事役のTR氏は余程嬉しかったのか、最後には酩酊状態になり会話すらできなくなり、帰り際には靴も帽子も置いていく様になっていた。

都会生活の中でも廻りに大酒飲みは多くいたが、彼らの酩酊は見たことがなかったし、此処へ移り住んでからも酒の席は多くあったが、あのような状況は見られなかった。
俺の人生の中で、
あれほどまでに酒に飲まれてしまう人が居ることを始めて認識した。
帰りは店の車が各家に送っていくそうだ・・・・
これが田舎の酒飲み文化なのだろうか???淋しい
コメント (1)
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