田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

町内の寺院 慧日山修學院津金寺 見聞

2007年07月21日 | 日記
7月21日(土)曇り 一時陽射しが出る  曇り
昨夜に思いついたことが目が覚めてもまだ頭から離れていない。
夢の中で見たものではないことは確かなので、直ぐにPCに書き込んだ。
記憶力が衰えて直ぐに忘れることが多くなっているが、緊張感が足りないのだろう。
朝飯を済ませて家の周りを歩くが、このところの雨で草が伸び放題に成っている。
草刈をしないまま残していると、キスゲやホタルブクロが咲いているのだ。
今月の末には集落挙げての道普請があり、草が刈られてしまう。
花がさいていても構わず、エンジン付草刈機を振り回すので残念だ。
俺がやるときにも充分に注意して花は残すようにするが・・・・・
振り向きざまにジョンッと切れてしまうことがある。
午前中に友人STさんが庭の梅が収穫できたと届けてくれた。
今年は梅酢作りをしてみたいと計画している。

午後からは「たてしな歴史研究会」の定例会があり、町内の津金寺へ出かける。
http://www.janis.or.jp/users/tuganeji/
午後2時に町公民館に集合して17名が参加してくれたので嬉しい。
26名の会員のうち半分以上が参加してくれているのが、学習会ばかりではなく町内の名所旧跡を見聞するのが良いという。
各自の車で津金寺まで移動した。
この寺は「宮城の萩」が境内に多く植えられ手入れ、既に赤い花が咲きだしている。
この寺は、大宝2年(702)大和薬師寺の僧行基により、聖観音を安置し、仏教敷衍・修学の場としてこの寺が開かれた記録があるとのこと。
矢崎大悟和尚の滑らかな解説にリズムがあり、歴史的な仏教伝来の様相が想い浮かばれる。
戦国の武将に翻弄された寺の品格も徳川の時代に入り落ち着きを戻したようだ。
普段では内部まで見ることができない「妙見堂」に入ることができたの嬉しい。
普段は外側の鞘堂(さやどう)の格子の間から中を覗くのだだが、正面や天井部分は見えない。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/b03_gyousei/12_kyouiku/mybunka/20/20.html
妙見堂は彫刻が素晴らしく、隙間を埋め尽くすように立川流の彫刻が施されている。
彫り物は中国渡来の動植物や空想の竜が生きているかのように柱に纏わり付いているのがすごい。
あっと云う間の二時間だったが有意義な催しだった。

コメント (1)
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