田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

雨の庭  春の土の香が心地よい

2008年04月24日 | 日記
        
4月24日(木)曇り 雨 曇り これの繰り返し 午後は長い間雨は止んだが

天気予想が外れ・・・晴れれば畑仕事を予定したが・・
やっぱり雨、目覚めたときには雨は降っていなかった、しかし、
直ぐに降り出して午前中は雨脚が強い・・・
昨日のレタスの苗を植えた畝を見に行くとシッカリと上を向いている。
5月の中頃には口に運ぶことができるだろうか?
レタスは白野菜故栄養がないと云われている。
これを作るよりも緑黄色野菜で葉肉の厚いものを育てるのが得策というが、俺にとってはレタスは好物。
料理の方法だって沢山ある。
スープ好し、チャーハンに入れても好し、ベーコンと炒めるのも最高に巧い。
ところが、ご近所の婆様は癖があって嫌いだという。
ミョウガや紫蘇、ワケギ、ニンニクなどを沢山作っている割にレタスがダメダとは珍しいが?
どうやら集落のお年寄りは余り好みでないらしい。

雨が止んだから芹を摘んできてくれとMが云う。
直ぐに行くようにとの口ぶり・・・
根はいらないと言うので鎌を持って適当に刈り取ってきた。
井戸の処で土を洗い流し束を揃えてキッチンの窓から渡そうとすると今はダメだという。
今日も客人が来るので和菓子を作っているから手が離せないと言う。
シッカリと水を切りながら家の中に持ち込んだ。
冷たい水に浸けて新鮮さを昼まで保つようにする。
北側の石積みの東側でナルコユリが芽をだした。
去年は細く弱々しい姿で支え棒をしたが、今年はシッカリとして枯葉を押しのけて姿を現した。
このナルコユリは大きな石が摘んである裏側・地の中を根が伸びて2段飛びくらいして上の石の間から顔を出すのだ。
隣のオキナグサもまさか隣にナルコユリが出てくるとは思わなかっただろう。
この近くで黄色いオダマキが花を付けている。
南側の地面ではまだ蕾さえ見せていないが陽の当たる石に土中が暖められているのか早い春が来ているようだ。

昼にはMの友人が長和町の友人を伴ってやってきた。
昼飯持参で筍や菜花椎茸と色々な具が入った春らしい混ぜご飯だ。
余りの綺麗さであっと言う間に平らげて写真を撮るのを忘れた。
文字では味も見栄えも解らない・・・
客人はパウンドケーキを作ってきてくれたとか・・・
Mは抹茶入りのカステラとイチゴ大福を一緒に作るという。

雨降りの一日なんとなく華やいだ声が家の中に響き渡った。

コメント
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