田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

濁りほど 汚くはない 番屋川  (水守)   

2009年06月07日 | 日記
6月7日(日) 晴 風は冷たく乾いていて心地よい 夕方には寒いくらいだった

朝一でいつものように畑に出て、種を蒔いたところに水を撒く。
畑の外れに4本の花の咲く木を植えてある。
ヤマボウシ、サルスベリ、ムクゲ、それにもう一本は花も咲かず、木の名前もわからない。
樹形は紡錘形、木の肌はつるつるして葉は細長く光沢のあるものだ。
花は咲かないし背丈も高くなってきたので短く切りつめてどこか他へ移そうと思っていた。

今朝になって見上げると全体に白いものが着いていた。
てっきり虫かと思って近寄ると花だ!!
純白で黄色のシベが目立ち下を向いて咲いている。
切るな!!と云わんばかりに俺の好みの白い花を着けてくれた。
エゴの仲間なのか?それともウツギの仲間なのだろうか??


10時半に国道142号線沿いの“農ん喜村”(ドライブイン)に集まって、今日は町に流れる川の水質検査を行う。
全国一斉調査長野取りまとめ事務局からの要請で「たてしなエコ・クラブ」が昨年から実施している。
芦田川、赤沢川、番屋川の3河川でそれぞれ上・中・下流でのバッグテストを行った。


水質は其れなりに良い方だが川とはいえコンクリートの三面張りのところでは成績が芳しくない。
炎天下の中水温は18℃~21℃と思っていたほどの冷たさは感じなかった。


長靴を履いて水辺にしゃがみ込んでの作業、急に立ち上がると目眩がするのにはマイッタ
直ぐ横で睨みを効かしている何かの視線を感じて振り向くと糸トンボの仲間カワトンボ?だろうか
水色に光り輝いていた。
水がきれいでないと棲まないと云われているが・・・


バッグテストに加えてリトマス試験紙でph値を計ってみるが・・・・
コンクリートで固められた川岸のところは成績が悪い。
自然石の石積みの所では水生生物も多く、水を大切にする町としては大掛かりな修復工事が必要だろう。


陽射しが西に傾いた頃に家に戻ったが、風が心地よいので庭を一回りしてみた。
北側の石積みの所ではユキノシタが花を開き始めた。
この花の花びらは不思議なものでアンバランスな形が存在感を表している。


西日が山陰に入ろうとするときに黄色いバラの花を後ろから照らしていた。
俺の大好きな薔薇なのだが、この花は僅かな香りしかしない。
すれ違いざまホンの僅かな香りがが漂うことが余計に気を引くのだから不思議だ。


夕方は自然農法で米を作ろうと云うYTさんと田圃の前で稲の育ち方、畑の種まきなど熱い思いを聞かせてもらった。
控えめな夕焼けが水面に映り美しさを醸し出していた。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする