田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

蝶も虫も畑の住人 俺もそれに仲間入り たまの畑がよい

2009年06月28日 | 日記
6月28日(日) 薄日 乾いた風に涼しい一日

夕べの天気予報では今日も夏日になると怖ろしいことを云っていたが・・・
ありがたいことに爽やかな風に涼しさが送り込まれてきた。

早朝は昨日の歴史研究会の年会費入金の計算と帳簿付けをするが、会費の納入は22名が納めてくれたことになった。
朝飯を終えて直ぐに畑にでた。
久し振りの畑仕事のようだが今日の作業は大型の実のなるトマトの定植と夏ダイコンの収穫・・・
相当の数のダイコンが採れたのでどうしようと思っていたところ、Mが友人を呼んであるという。
残ったダイコンは僅か一輪車に並んだだけだった。


ダイコンの次は人参の花の具合をみて花が立派なものを残して種取としてあとは切り捨てるのが良いという。
しかし、この花も香りも好いし、花屋で売っているケバケバしい花よりは夜ほど綺麗に見えるし甘い香りがする。
厚みのある甘さの香りは人参ジュースの甘さと同じように感じた。


人参の花のつぼみもよく見ると可愛くて小さい花が沢山咲く花火のようだ。
全ての花が開くとお椀を被せたような綺麗な形になるようだ。
ここでも昆虫がまるで上を泳いでいるように後ろ足で身体を押しながら移動していた。


トマトの苗は種を感覚を置いて蒔いたのでかなり大きくなるまでそのままにしておいたが、少しトキが経ちすぎたよう。
全て移植した所で目の前を黄色いものが横切った。
眼で追うとタンポポの花にとまったようだ。
カメラを取ってから花の近くまで行くがいない。
少し待つと高いところ急に舞い降りて再びタンポポに止まってくれた。
翅が透き通るように見えたがモンキチョウ?なのだろうか・・・・


再び畑に戻りトマトの苗に支柱を立てていると今度はアゲハチョウだ。
黄色い花のコレヲプチスにキアゲハが止まり大きな翅を広げていた。


花から花へ渡り歩くには少々邪魔になる大きな翅は不器用にばたつかせている。
其れにしても美しい姿、横を向いても後ろからでもどちらの方向から見られても堂々としている。


近くまで寄っていくが逃げないのが不思議だ。
翅を広げるとじっとして動かなくなる。

花に手が届くくらいまで近づくと急にこちらを向いた瞬間どこかで逢ったような気がした。
見たような面影を感じた瞬間スーッと視野から消えた。


ときを忘れてキアゲハに見とれていたようだがそこへMの2時過ぎだという声がかかる。
道具を片付けながら西の外れで咲いている白い花を見に行く。
俺は空木だとばかり思っていたが、Mが違うのではないかと云う。
確かに花を見ると斜羅?夏椿?なのだろうか・・・・・


蝶も虫も畑の住人 俺もそれに仲間入り たまの畑がよい


コメント (2)
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