田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

田舎の常識 旅は道連れ

2009年06月12日 | 日記
6月12日(金) 晴 爽やかな一日

梅雨入り前には土手や家の廻りの草を刈っておくつもりだった。
前に刈ったのは5月の中頃なのか4月の末頃だったよう気がする。
既に、土手にはヌルデやニセアカシアの実生が沢山生えて放っておけば山との境が解らなくなるのは必至だ。


朝飯を終えて直ぐに草刈をはじめ東から北側の土手、西の大内道沿いの半分まで一気に刈払った。
向かいの山でも草刈をしているのでエンジンの音が集落全体に呻り響いていた。
西の土手にはオカトラノオやホタルブクロが多く、刈り取る草と見分けがつかない。
昼飯前に作業を終えた。

夜には戸隠講の精算会があるので公民館へいった。
この集落の戸隠講は春の旅行がてら戸隠参りをするのが恒例となっている。
旅には先ず準備会が開かれ行程などを決める。
次には旅行説明会が直前に開かれ予算や宿泊先、行程が発表される。
大概一泊旅行となり早朝から出かけていく。
マイクロバスを刈り上げて張り出せば、車内は酒盛り場と化すのだ。

旅の終わりと云っても翌日のこととなるが、近くまで帰ってきた所で安着会が催される。
この会で最後の酒をしこたま腹にいれてご帰還となる。
今年は6月6・7日に行われたので、今日は最後の精算会だった。
俺は旅行には行けなかったが、戸隠神社のお札を戴いたので費用1500円を持参した。
そして、精算会の仕出しと飲み代1500円も別に納めた。

今まで参加したときの様子から思うに、戸隠講と名打っていても宗教的な背景があるわけではなく物見遊山の大義名分に戸隠の名を借りている。
其れは其れで良いことなのだが・・・・
何しろ酒浸りなのは確かだ。
俺のように酒を飲めない・・・飲まないものにとっては苦痛を感じる場面もある。
小さな集落、コミュニケーションの一つでもあることには違いない。
40数時間をともにする中でこの先の一年間どのような事業をしていくとか祭りをどうするとかの話がでる。

田舎暮らしにとっては必要な場面でもあるのだろう。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする