8月1日(月)晴れ 風が冷たい 午後からは曇が張り出す 夜は寒く感じるほど
土手の草刈りを始めると先月獣の巣穴を埋めたのが、また、掘り返されている。穴の奥まで土を入れ棒で突き固めたが、土が掻き出され獣が出入りしていると思われる樹の根が囓り取られ広げられていた。ハクビシンだろか?キツネが掘った巣穴だが、キツネは今の時期は巣穴を利用しないはずだ。
山に続く土手から大内道沿いの山の絞り水が流れる溝、そして、畑の草刈りで昼になった。飯の声がかからないので、ネギ畑の草取りをする。
春には白い花を沢山楽しませてくれるヤブイチゲ、増えすぎているがどのように増えるのか解らなかった。毎年草刈り機で刈払うのだが、今年はオカトラノオが混ざっているので控えたが、よく見ると花の丸い球が種を持っている。この種が飛んで増えるのなら、発芽率の高い花なのだろう。
家の中をのぞくとSalaとAlgoしか姿がない。Mは出かけたのだろうか?玄関脇ではストレプトパーカスの花が増え始めた。これから晩秋まで沢山の花を楽しませてくれる。
午後は友人H氏を訪ね、グループの年度末処理の書類に印をもらった。彼は静養中と云いながらも声はハッキリとして気力が漲っているのがすごい。午前中は墓参りに佐久まで行かれたと云う。佐久地方は8月1日が地域全体で墓参りをすると云う。これは“戌(いぬい)の満水”と云い、1742年に佐久地方で大雨で千曲川が氾濫し、多くの人が亡くなったことから、この日に墓参りが行われるという。彼は当地の出身であり、彼が若い頃はこの日の行事は親戚一同どこの家庭でも一大行事としていたが、今はだいぶ簡素になったたそうだ。
戌の満水と関係があるかは判らないが、近くの名刹、津金寺でも花火大会がひらかれた。山裾からは峠越に見ることができる。俺的には花火は遠くで昇り、少し間を置いてからドンと云う音が微かに聞こえるが好きだ。
の満水(小海中学校資料をお借りしました)
http://www.koumi-town.jp/koumijhs/koutyousitudayori/H22/ko22-3.pdf