田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

アゲハモドキ キニナル夏の終わり 花も虫も元気

2011年08月18日 | 日記

8月18日(木) 曇り  蒸し暑さと風の心地よさのせめぎ合い

シロのムクゲが咲き出した。ムラサキや白地に花芯が赤のムクゲは既に花の時期を終えようとしているが、この白のムクゲははシベまでも白く、盆明けの頃から花を開く俺の好きな花だ。 

朝の涼しさも陽が高く昇るにつれ蒸し暑さに変わってきた。木陰に入ればまだ涼しさあるが、太陽の下では熱い。庭を一廻りするだけでも汗が噴き出てくる。

畑の外れではヒマワリの黄色ととフジウツギの紫が照りつける太陽に立ち向かうように元気な姿を見せている。

フジウツギも近くで花を見ると小さな花がびっしりと房になって風に揺れる。一房の重みはどの位かと手のひらに載せてみると、小さな虫が慌てて飛び出してきた。 

ヒマワリは既に雌しべが種に変化しているが、後から立ち上がってきた枝にはまだツボミがある。何か保険会社のコマーシャルの家族写真のように見えるのがいやだ。 

畑ではまだジャガイモが土の中にあるが、その畝の脇ではニラが花を開きだした。和の香草とでも云うのか、あの独特の香を想像できないような清楚な花が咲く。ツボミが開くと直ぐに小さな蜂たちが花粉を集めていた。 

ニラは春に芽をだして直ぐにキッチンに運ばれるが、その後は草刈りをする度に刈り込まれる。秋には種が落ちて来年の春には一廻り大きな株になってくれる。 

草むらでは手のひらの中から花がでてくるような露草、その昔、野原で昼寝をしたときに、この草の葉を 目の上に乗せて眩しさを防いだが、草のエキスのせいか瞼が腫れて目が見えなくなったことがある。この草だけがそう言う特性をもっているのか、どの草の葉でも同じような現象が起こるのだろうか?

露草の葉に止まったキアゲハ、なにか物足りない。翅の色が褪せたように見えるが、じっと見ると片方の翅の先端がない。蜘蛛の巣にでも捉まったのか、それともカマキリだろうか?なんとなく翅の角度がずれているように見えるが、天命を全うしてほしいものだ。 

昼前にはやっつけ仕事を片付けて、午後は社協へ向かった。昨日の続きの作業を確認して、明日の会議資料をIさんに届け、一廻りが順調にすみ4時前には戻ってこれた。

5時過ぎだろうか、北側でMが「綺麗な蝶がいる」 との声、カメラを持って駆けつけると図鑑では見ていた“アゲハモドキ”と云う蛾だった。腹のケバケバしい模様から咄嗟にイモリの化身と思えた。一頻り眺めていると、羽化したばかりで飛ぶのが上手くいかない。スズランの葉を上から下下から上と歩き回っていた。

アゲハモドキ蛾

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