田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

信州の涼しさ 蜂の巣とわくら葉に秋を感じる8月

2011年08月05日 | 日記

8月5日(金)晴れ 風は冷たく涼しい 信州の幸せを感じる

玄関の脇で鉢の中だけ、しかも、花も見せずに過ごしてきた植物があった。葉は水仙のように思えるのは芽が出るとき、それからは長く伸びて判らず仕舞いに5年もたった。花を見 て図鑑をしらべるとアガパンサスと聞いたことがある名前だ。和名は紫君子蘭だと云う。オレンジ色の春先に花を見せるものより、淑やかさが見えてよい。

西の道路沿い湧き水が流れる土手ではボタンヅルが花を開きだした。センニンソウと花は似ているが葉が違う。葉がボタンのように切れ込みがあるから牡丹蔓と云うそうだ。

ツボミが見えてから花が咲くまでだいぶ長い間かかった。例年だと7月に咲くが今年は遅い。山裾の集落でも米の花が咲かない。何時もならこの時期田圃の中を車で走っても米の花粉が舞うので薫りがすごいが、今年は全くその薫りがしない。

朝飯前の庭と裏山の一廻り、庭では白樺レストランの客の入りを確認するのが日課になっていた。今朝も口笛で鋭く吹くような、アオゲラの声がしていた。幹の数カ所に彼らキツツキの仲間が掘った穴が開いている。風が止んだときに頭上で羽音がするので見上げると蜂の巣がある。

太陽の光が強くシルエットに見える沢山の蜂。今日の予定では草刈りと白樺の枯れ枝を降ろそうと云う計画だ。蜂もあと2ヶ月もすれば一生を終えることになる。しばし、待つことにするが、巣を付けた枝が枯れ枝のように見える。台風で枝が落ちたときに、俺が叩き落としたことでないことを見届けてほしい。さもないと俺を刺すと云う仕打ちに出るかも知れない。

 

大きな蜂の巣をみたことでだいぶ引けてしまったが、桜の木を見ると葉が赤くなっている。秋の演出が始めるには早いのではないだろうか?

 

午後はたてしなエコ・クラブの会報を仕上げるのに時間を掛けてしまった。原稿が集まらないのが困る。依頼して直ぐに送ってくれる人もいるが、なかなか送られて来ないのもいる。両者がいることで中庸を保っているのだろう。

夜のスタッフミーティングでは環境フェアの話に時間を取られ、肝心な児童館エコ教室が駆け足になってしまった。

 

コメント
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