田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

盆の入りと 虫たちのさまざま

2011年08月13日 | 日記

8月13日(土) 晴れ 曇を通り越して太陽が熱い  風の冷たさ

夕べ窓を開けたまま寝てしまったのがいけないのか、頭が重い。身体の怠さに加え背筋、大腿筋、上腕筋 ・ ・ ・ 要するに体中の節々に痛みを感じる。原因は昨日のことではなく、その前の日にやった薪割りに原因がある。若い頃はその日のうちに筋肉の痛みを感じた。50才のころはテニスやソフトボールをすると翌日筋肉が悲鳴をあげる。それが、今では疲労が筋肉から脳へいき、身体に伝わるのに中一日おかないと感じなくっているようだ。

ゴロゴロしててもいけないので、昼飯を済ませてから畑の枯れ草にいるコオロギを見に行く。コオロギが啼くのはを擦り合わせるそうだが、それを見たい。近くでコロコロと啼いているが、俺が草むらを足でつつくと中から出て来るのはがない。背中に小さなのようなものがあるが、これから大きく育つのだろうか?

同じ枯れ草の山には小さな小指の爪くらいの小さな青蛙がいる。彼らはコオロギの幼虫を餌としているのだろうか?青カエルは小さな身体にしては腹一杯になっている。何を食っているのか知りたいが ・ ・ ・ 彼の済まなさそ~な 姿を見ると腹を割いて中を見るわけにはいかない。

ひとしきりコオロギを観察したがの生えているのは、すばしっこくてカメラに収められない。次回は三脚を据えて持久戦でいこう。

ブラックベリーの実をつまもうと近寄ると、急になにかが葉に止まった。アブだ。しかも咥えているのはコオロギの足だろうか?その昔コオロギを捕まえようとすると足だけ手に残して姿を消したのがいた。コオロギの足は再生するのだろうか?

シュウメイギクが花を開いたか見に行くと大きな蜘蛛の巣があった。中央には姿を隠すことなく堂々としているナガコガネグモがいる。どんな獲物を捕まえるのか図鑑を見ると青蛙が餌となっているのがあった。

黒柿の細い枝に小さな虫がいる。これはガラスや網戸で見るがフタスジチョウのような文様だが、顔は蝉ににている。足もしっかりとして 姿は愛嬌のあるものだ。しかし、名前が分からない。。大きさは5mmくらいだろう。

二筋模様の小さな虫

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多津衛民芸館 風雅なひととき 猛暑を一掃

2011年08月13日 | 日記

8月12日(金) 晴れ    風は冷たく  日陰では心地よい  

昼からは隣町望月(現佐久市)の多津衛民芸館に向かった。国道は盆休みの帰省のためか何時もより車が多く感じた。望月町から更に旧道に入り中山道瓜生坂に向かうと急に風が涼しくなる。両側に草が生い茂った道を進むと建物が正面に見えて来た。

玄関の前では既に秋の山野草が花を開き、高原の雰囲気を醸し出している。中でも今日の琴と尺八の演奏会に相応しい紫の野菊が迎えているのが嬉しい。

演奏会は3時からと少し間があったが、会場は民芸品の展示場であり周囲に目を向けるだけでも愉しくなる。やがて、時間となり琴の演奏、そして尺八の独奏と続くが、尺八の紹介に“ソロ”と云うことばが使われ一瞬?と思ったが、音が出始めるとサマータイム、民芸館ではjazzのコンサートもされているコト、ウイットのある演出と腹の中で思った。

 

二面の琴に尺八と云う格調高い合奏をバックに会場の皆さんと秋の歌を唄う。尺八の低音から高音まで倍音が豊かに響き、窓からの風に心地よい。

この民芸館の所蔵品は素晴らしく、世界的にも貴重なものが極普通に置かれているのに驚く。中でも俺の好きなのは江戸期の蕎麦猪口、これが棚に並べられているが全て文様、形が異なるのがすごい。

伝統的な蔓草の文様、自然の風景を切り取ったたかのように見せる趣のあるデザインが楽しませてくれる。

多津衛先生が全国から集められたものには、庄内の“ばんどり”や“ボッチ”が壁に掛けられている。「ばんどり」は宮沢賢治の『風の又三郎』にでてきたと思うが、壁に掛けられているものを見ていると物語の出だし“どどどどど ・ ・ ・”と云う台詞が聞こえてくるようだ。

《左が ばんどり 右がボッチ 何れも雨具》

会場には沢山の漆器が展示されており、毎年ここで開かれている現代漆工・佐藤阡朗さんの作品が並べられている。 様々な形、色は朱でも微妙な違いがあるが、漆は使い込むほどに深い色に変化するのがよい。手のひらサイズで高台のついた皿が気に入ったが、さて入手するにはポケットの財布ではどうにもならない。ここでMに声を掛ければ良いのだが ・ ・ ・ その機会を逸した。

家に戻ると6時を過していただろうか?帰りに郵便局で町内の学習会の案内を投函した。西日が眩しく照らしているが、ヒマワリもそれを避けてか東に向いていた。

「盆に入ると何かと多様で葉書が届いても紛れてしまうぞ」そんな話題を耳にした覚えはあるが、打合せの内容すら忘れていた。あとは、明日の土曜日に郵便局が届けてくれることを神頼み。

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