田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

遅く来た夏日 バジルもモロヘイヤも太陽大好き

2011年08月09日 | 日記

8月9日(火) 晴れ   久しぶりに夏らしい一日  夕方少しだけ雷鳴が聞こえる

 

朝から猛暑になると判る。少し遅すぎたが夏の暑さが来たようだ。

9時から隣町望月(現佐久市)で東信州田舎暮らしネットワークの役員会が開かれた。現役を退き都会から信州へ移り住んで地域の活動に取り組んでいる人が多い。また、若くしてこの地を選んで良かったと自分の生き方を自ら開拓している人もいる。90分の予定が話題が色濃く30分の超過も短いくらいの会議となった。

家に戻り炎天下の畑を一巡する。なんと言っても太陽大好きなバジルは葉の艶と云い、軸の太さ近くに寄ると足下の振動だけで、その薫りが一帯に振りまかれるように香。明日の朝には半分を収穫してバジルペーストにして保存することにしよう。夏の暑さで切り取った後から直ぐに枝が伸びて夏の終わりには収穫したものをオリーブオイルに漬け込んで一年分香油を確保したい。

 

家の中に入ると窓を開けてあるので風がながれる。東の窓は低く西の窓は高い場所、同じように南から北に風が流れる。この流れの道に椅子を多くと日中でも寒く感じる。猛暑から涼しい環境に移ると身体が急に元気を取り戻し ・ ・ ・ となれば良いが、瞬時に睡魔が襲って来るのだ。冷えた頭は思考能力を低下させ睡眠の悪魔に抵抗することもなく横になった。

目が覚めると頭がボーっとしている。寝過ぎだ!!贅沢か怠惰かも考えずに外に出ると北側の影ではアジサイの墨田の華が僅かにその形を表していた。未熟な花火師が作るとこのようになるとの見本のようなもの、隅田川では見せることができない花火だろう。

キャベツ畑に行くと相変わらずアマガエルが虫たちが近づかないように番をしていた。自分のからだより大きなバッタを狙っているカエル、ホントにコイツに飛びかかるのだろうか?

ミニバラ、モーツアルトの二番花が咲き始めたので見に行くと、ここではツユムシの幼虫が花びらを食っていた。この虫はキリギリスと似ているが触覚の節を白くしているのが特徴のようだ。そろそろ脱皮をする時期だろうが、それを見たい。

脱皮と云うと蝉がいるが、此ばかりは抜け殻を見ても種類がわからない。子どもの頃脱皮する前の幼虫を捕まえてきて、観察したことを覚えている。幼虫が地表に現れるタイミングは深夜なのか朝方なのか ・ ・ ・ 

東の方では今日も雷が聞こえる。浅間山の上空の曇を見ると不安定な上昇気流があるようだ。

目の前を何かが上から下に通過した。一瞬ドキッとしたがやがて、蜘蛛と云うことが判った。俺の直前に網を張っている。大きな蜘蛛だが女郎蜘蛛とは異なる丸い腹を持っている。

蜘蛛の巣をくぐって東側にでると何かの視線を感じた。振り向くとAlgo、かれは日中姿が見えなくなると風呂場のガラスの前に座っていると云う。

 

 

俺は初めて見る姿、何を考えているのだろうか?

コメント
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