田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

薪割りで考える ツユムシとクロアナバチの関係

2011年08月11日 | 日記

8月11日(木) 晴れ  涼しい  昨日がウソのような爽やかな一日

昨日プリンターが壊れたので今日の作業は先送りとなった。たいしたことはないが、30枚のハガキ印刷と広報誌のレイアウトを午前中に印刷して投函する手はずになっていた。

急なスケジュールの変更でも対応良く、次の作業がまっている。待っていると云うと体裁がよいが、これが5月から先送りにされてきた薪割りだ。炎天下、太陽の下ではやりきれないと軽トラを外へだし、ガレージでの作業とした。

予定では午前中に割る作業を片付け、昼飯あとに積み上げて片付ける。俺的な段取りではそのようだが、辺りがそうはさせてくれない。喉が渇いたと思うと、薪割り機を止めて畑へ行きまだ完熟してないブラックベリーを口に放り込む。酸味が強く心地よい食感が癖になりそうだ。

気持ちが引き締まったところで再び、作業に戻るが直ぐにあの酸味に惹かれて機械を止めた。今度は途中のシロシキブの枝にウラナミジャノメチョウがジッとしている。彼らの食草はイネ科だから産卵をするわけはなく、木陰で休憩でもしているのだろう。

こう言うことで、薪割りが午前中で終わるのは絶対にムリと云うことは昼までだいぶ間があるときに観念した。昼飯をとりほんの少しだけ休憩をして直ぐに薪割り機のエンジンを掛ける。機械は俺の変則的行動にモンクも云わずしっかりと作業をこなしてくれた。

結局全ての作業を終えて三和土を掃除したときは太陽の光線は既に西側の山に隠されていた。

 

割った薪を並べるのもスクワットの連続とまではいかないが、中腰での作業は直ぐにキツくなる。休みやすみムリのないようにと自分に言い聞かせて、庭を一廻りする。ここでは秋の先取り、紅葉真っ盛りと赤い実もふっくらとしてきている。

庭の外れに得たブルーベリーも実が着いた枝は最後となっている。昼間の作業中に幾つか口に放り込んだが、今は最後の一個になった。酸味が少ない甘さ ・ ・ ・ 疲れが取れたと云うことにしよう。

一日終わり、全て片付けも終えたときに南東の空を見ると白い月が雲間から現れた。一瞬、夕日がスポットライトのように辺りを照らした。

薪割りをると自然界の不思議な営みが見えてくる。枯れた木を利用して子孫の巣穴をつくり羽化するまで管理しているようだ。

今回はクロアナバチの写真を収めることは出来なかったが、何れ見つけて写すことができたらUpしたい。

アナバチはツユムシなくては生きていけない

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コメント
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