田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

リンゴドクガに愛おしさを感じる 青空と冷たい風 待望の秋 

2011年08月29日 | 日記

8月29日(月) 晴れ  午後から心地よい風  日没が確実に早くなった

久々の晴れ、草刈りの予定だったが、この処のシャックリ事件で少々気おくれしている。腹筋を使う作業は見送ることにして、今週土曜日に中学校の廃品回収に出すダンボールや新聞紙・雑誌をまとめることにした。

作業の前に庭を一廻り、柿の木の下、菊が花芽を見せ始めた近くで妙ナルモノを発見。妙なると云うか、明るい黄色・美しいツノ・そして、毛虫らしからぬ可愛さがある。

歩くと云うよりも移動する早さはそれほどでもなく、ツカツカやモゾモゾでもない。前方の黒いのが頭だと思っていたが、前後にツノが生えている。風で草の葉が動いたときに地面に接触すると丸くなった。不思議な毛虫だ ・ ・ ・ 丸くなって動かないので、急いで家から“イモムシハンドブック”を取ってきた。調べてみると『リンゴドクガ』とある。

俺が戻ってきたときには少しだけ動いていて、自分の身体の色と同じような黄色い枯れ葉の上にいた。イモムシハンドブックを見ると「刺激を受けると背を丸めて黒色の横帯を見せる」とある。今は黒帯ではなく、オレンジ色の二股に分かれているもの、レンズを近づけるとYの字型ではなく、魚を捕るヤス(手銛)のような三本形だ。

リンゴドクガについて詳しく書いてある「衛生動物たより」が公開されていた。興味のある方は是非  

http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000064/64979/HP026.pdf

 また、「イモムシハンドブック」は見ていて楽しくなる。嫌な毛虫も愛嬌があるように見えてくるし、イモムシが俺たち“人”を見ると同じように見えるのかもしれない。http://www.bun-ichi.co.jp/

 リンゴドクガに時間を取られてしまい、ガレージに運び出したダンボールは急いでツブシて平らにして、紐でしばり軽トラの荷台へ運んだ。生花が送られてきたダンボールを眺めていると、急に冷たい秋風、秋からは燻製を志す、ダンボールは最適の材料だということを思い出した。 

遅い昼飯を済ませて、今度は物置の整理にかかった。しかし、この作業をしている間も庭に来ている蝶が目に入る。目線に入るニラに来た。花の季節が長いニラ、いろいろな虫や蝶がきている。ヒョウモンチョウだろうが固有の名は判らない。 

手前の花に移ってきたので表の翅をパチリ、前にも来ていたクモガタヒョウモンだろう。 

畑にでたついでに白樺レストランに顔を出してみると、常連のサトキマダラが来ていた。彼はおとなしく一頭か、同種の蝶で樹液を吸う。  

 

 

幹の上では樹液の坑で先に来ていたらしいカナブン、お追い払おうとキタテハが盛んに攻める。この勝負はキタテハは小型で翅の力もたたき落とすには弱々しい。

赤とんぼが心地よさそうに陽の光を虹色に受けて、一段と涼しくなった風を交わしていた。これからは蜻蛉の季節となる。 

蜻蛉はの模様だけではなく、胸の脇の紋様で種類がキマルらしい。 アキアカネもあればナツアカネモもあるという。蜻蛉はこうしてを休めていると思うと、急に飛び立つ。飛んだ先を見ると他のトンボが縄張りをジャマしに来たようだ。秋の風物詩 赤とんぼ と気楽に云うのは人の勝手なようだ。

物置の雑誌や新聞を軽トラの荷台に運び込んでガレージの物置はだいぶ空になった。しかし、ここにはMの車のタイヤが入れてある。もっともガレージは彼女の車用のものだから当然だろう。しかし、その他のモノには俺のお宝がしまい込んであるのだから、だから ・ ・ ・ 

太陽がだいぶ西に傾き日が短くなったのを感じる。一休みということで、畑の脇で夏休みをしていたミニバラ“バレリーナ”が咲き出した。町のSさん宅から枝をもらい挿し木をしたのだが大きくなった。

同じ処にあるミニバラは、俺が勤め先の玄関脇にあるのを枝ワケした苗を貰ってきた。名前は“モツアルト”と云う。 

 

畑の真ん中で大きくなったコスモス、7月中頃に背が伸び始めたので下から切った。そうでもしないと7月には咲き出してしまう。コスモスは菊と同じ、日照時間が少なくなると花を開くと思っていたが、この頃は、秋の気配もないのに花を見る。立秋が過ぎた頃からボチボチ花を見せてくれるのが正しいコスモスだろう。

 冷たくなった風が知らせてくれた 本格的な秋が直ぐ近くまで来ていることを

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水で腹が一杯になった でも シャックリは 止まらない

2011年08月29日 | 日記

8月29日(月) 曇り  やや蒸し暑さがある 風はつめたい

このところシャックリが止まらない。止まらないというよりも断続的にでる。出るたびに水をゆっくり呑む 口の中に水を含んで 呼吸をゆっくりと そして、空気を腹一杯に吸い込んで 腹を膨らましたまま 静かに水を飲む。

予想しないときにシャックリがでると大きな声と云うより音を発する。電話で話をしているときや、玄関に人が訪ねてきたときにでるのが困る。喉の奥の方でシャックリが来ることを察するが、確実に来ると云うわけではないのが困る。

土曜日の午後は町の「町民福祉促進大会」なるものがあったが、会場でシャックリがでたらどうしようとなるべく人と離れた場所にいた。緊張していたためか、1回だけで治まったのはありがたかった。

ことの起こりは金曜日の夜中、云うか土曜日の夜半に激しいシャックリで目が覚めた。寝ていてシャックリがでるのは始めてだ。このときは寝ぼけたまま防御姿勢も取らなかったために、腹筋や背筋が痛めつけられた。朝方まだ暗いころに起き出してコップの水を飲んだ。一杯飲んでも止まらないで、こんどは氷を入れて冷たい水を口に含んだが結局は朝までシャックリは止まらなかった。

今はシャックリが来るのが恐ろしい、喉の奥もヒリヒリする。くしゃみが止まらないというのも困るだろうが、シャックリもたいへんだ。腹筋に神経を集中させて、大きな声を出さない、笑わない、不用意に熱いお茶などを飲まない。

緊張感を持つことでシャックリが出ないと言う。昨日の夜に「たてしな環境フェア実行委員会」の準備会なるもに招集されたが、ここではシャックリがでなかった。緊張したわけではないが ・ ・ ・ 

今朝になって気がういたが、腹がヘコんでいる。シャックリの効能だろうか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする