田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

秋風は何処へ行った 蒸し暑さに夏を思う

2011年09月15日 | 日記

9月14日(水)  曇は多いが 晴れ  湿り気のある夏日

今朝は太陽が昇る時間に草刈りをはじめる予定だった。このところ左肩に鈍痛を感じてある角度に肘を上げると腰にまでひびく ・ ・ ・ 原因は分かっているのだが、これを言葉にするには少々気が引けるので、バンテリンの大きな貼り薬に全てを吸い取ることを託している。

庭に出てみるといつの間にか、青じその花が咲いていた。皿の上にのって食卓にのぼる青じそと同じだろうが、手で触るとゴワゴワしている。

ニラの花の多くは既に種を実らせる体制になっているが、木漏れ日しかあたらないところではやっと花が咲き出している。イチモンジセセリが花にしがみつくように蜜を吸う姿に夏の終わりを感じた。

昨年は濃いムラサキの花だっと思うが、この花を見るとツボミはムラサキで花びらを見ると白い。紫の花をひらく条件はもっと秋が深くならないといけないのか、それとも土地のpHが条件に合わないのだろう。

白樺レストランの頭上に陣取った蜂の巣、険悪な関係となるなら“蜂ジェット”なる強力なハチ殺し用殺虫剤を用意してあるが、使わずに棲むことを願う。

夜には「たてしなエコ・クラブ」のスタッフミーティングが開かれた。環境フェアの前と云うこともあり、なぜか慌ただしく時間が過ぎた。

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久しぶりのご来光 手を合わせる間もなく 濃霧

2011年09月13日 | 日記

9月13日(火) 晴れ 濃霧 蒸し暑い日中 午後は曇が張り出す

 目が覚めると未だ暗い、いつの間にかAlgoが俺のベッドに乗っている。彼を降ろすとまだ寝ぼけているのかそのまま、床で丸くなった。障子を開けるとうっすらと東の空が紅い ・ ・ ・ 

このところ日乃出を見ていないことを思い出し、直ぐにカメラを手に外にでた。急いで裏山に登る道を一気に歩くが息があがってしまう。登り切ったところで振り返るとまだ朝陽は顔をだしていないようだ。西隣の町、長和町との緊急連絡防災電話だという電線がやけにきれいに見えた。 

ここから東へ木が密集したところを急ぎ、浅間山と日乃出が見えるところにでたが、日乃出には間に合ったようだ。時刻は5時27分が日乃出となっているが曇も霞もあるので少々遅くしてくれたのだろう。 

久しぶりの朝陽が昇るところを眼にするまで待つことは無かった。しかし、上空には黒い曇が張り出しているのがきになる。 

青空が見えていたのは数分間で直ぐに西からの霧が木々を隠しだした。一廻りする散歩道を歩く予定だったが、余りにも濃い霧なので雨具を持っていないとびしょ濡れになることを考えて引き返した。 

もとのところへ戻ると少し、霧が収まっていた。しかし、キバナツリツリフネソウを庇うように上にある葉には水滴がついている。 

近くの赤いツリフネソウはこれからの霧の重さに耐えられるだろうか? 

先ほど昇ってきた道は既に霧に包まれ集落は既に霧の中に消えている。天気予報では朝から快晴だっと思うが、この霧が晴れると今日も残暑となるのだろう。 

霧のこない道を南へ歩くと直ぐにガマズミが赤く色づき始め実の形も徐々に丸くなりだしていた。 

集落を囲む山には所々誰が管理しているのは判らないが、果樹や畑がある。ここでも山椒の実が真っ赤になっており、そろそろ収穫を待ているのだろう。

 

畑の脇の草むらには花が咲いているように見えるマアコオシリヌグイと怖い名の草がある。ツボミが集合しているが、小さなツボミが開くとそれは可愛い花となる。

徐々に霧が迫ってきたので急いで家に降りた。庭を一巡りすると一昨日はまだ一輪しか見せていなかったコシオガマがたくさん花を開きだしてる。もう少し盛りになったがこの花の花芯を覗いてみたい。シベの姿がどのようになっているのだろうか?

 

東側の土手では太陽が白く見えるほど昇っているのに、未だ花を開いているマツヨイグサがあった。

 

十五夜に 杯伏せて 待宵草 

 

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中秋の名月 夏日の今日 雷注意報も発令

2011年09月12日 | 日記

9月12日(月) 晴れ 猛暑 夏日 風は湿り気を含む 午後に雷

中秋の満月が見えたのは月がだいぶ高く昇ってからだった。昇る瞬間を待っていたのだが、辺りが暗くなり曇が風に動かされたときに姿を見せたが、十五夜と云うイメージからは遠かった。

 

月の出の予定時刻は17時35分、このときは雷注意報がでているが、それを知る前からゴロゴロと響きだし上空は黒い曇で覆われはじめた。

大きな満月が昇る瞬間を待ちわびたが、雷の音と曇出現に諦めて家に入った。しかし、中秋の名月しかも、今年は6年ぶりの満月だとTVで報じているのを耳にしながら諦めきれずに外を眺めているとSalaとAlgoも同じようにガラスの近くに陣取っている。 

 曇が切れて瞬間的に月が見え始めたのは7時を前にしたころだろうか?しかし、直ぐに曇に隠されて薄く曇の間から姿を見せている。

東の空がヤケに明るく見えたが太陽が西に沈む瞬間だったのか?この調子だと今日の月見はムリと諦めた。 

朝から月の出ばかりを考えていたわけではなく、午前中は環境フェアの会場配置図を作ったり、たてしなエコ・クラブで展示する太陽光発電のデモを何にするか悩んだ。具体的には太陽光パネルで発電した電気をバッテリーに溜め込んで、これで何を動かすかを悩んだ。俺の頭にあるのはパソコンの電源として、山裾地域の春夏秋冬、一年間の写真をスライドショウーで展示する。しかし、このときに大きなディスプレーでバッテリーが対応できるかが課題だ。

手抜きではないが、CDプレーヤの電源として会場に俺好みの音楽を流すのもよい。 

 

バッテリーは満タンとなったので音楽の試聴は明日の心だ としよう

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安息日に相応しく バジルのかおり

2011年09月11日 | 日記

9月11日(日) 晴れ  曇は多い 少しだけ湿り気のある空気  

9.11と言う悲惨な状況お思い起こされるが、社会の構造の違い“所変われば・・・・” と云うように、一方的な情報で物を見てしまい、それに加味された感覚で善悪まで決めつけてしまうのが恐ろしい。そう言う世界観をこの場に持ち込むと長くなるが、山裾の世界では可能な限り平等と云う考え方でいる。それでも、家の中に入ったアリやカマドウマは、問答無用と本や新聞でピシャリとされる。

さて、今朝の作業は畑のバジルを摘み取り、二度目の保存作業となった。一般的には“バジルソース”と云うが、俺はバジルそのままに、塩とオリーブオイルを混ぜるだけにしている。

イタリアングレーハウンドと名乗る愛犬Salaは、バジルの香りを故郷と感じるかは知るところではないが、脱力してイスの足を枕にして寛ぎ、鼾が聞こえるほどのリラックス状態となる。 

無肥料無農薬ホッタラシ畑のバジルは育ちにそだち、木のように繁茂した。葉を摘み取り微塵切りにするのは機械を使う。 

 

部屋中イタリアンな香に包まれた昼飯時、Salaは相変わらず眼がトロンになっている。 

こう言うときのAlgoはブランコ座りをして、俺の隣へ陣取るのが定番となるが、この犬種の個性なのか、それともAlgo特有の座り方なのだろうか?足をダラ~ンと下げるか、胡座をかくような座り方をする。 

昼飯を挟んで最終的な作業は1.8literのボールに三分の二ほどになった。塩を加えることで緑を保たせるようにしたいのだが塩梅が難しい。 

フリージングバッグに200gづつ入れることにした。前回は250gとしたが、数回に分けて使うにしても多すぎると言うことで ・ ・ ・ 

家中がバジルと化しているが

この香が性に合わない人にとっては地獄となる

臭い物には蓋、怖いモノは食え饅頭ではないが

ボールに残ったのは夜のスパゲッティイに使われた

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夏を引きずりながらの秋 中途はんぱな季節

2011年09月10日 | 日記

9月10日(土)  晴れ   湿り気のある夏日  夕方には雷

眼を覚ましたのは5時を少し過ぎたころ、東の空は暗く上空の曇はこれから姿を現す朝陽に下だけを紅く染められていた。こんなに早く起き出すと言うには理由がある。一週間前は台風で中学校のリサイクル品の回収が中止になり、今日に延期されていた。

リサイクル品をだすことだけが目的だとすると相当なお宝的なものをだすようだが、実は俺の軽トラの荷台にはダンボールや新聞紙、雑紙、ダイレクトメールで送られて来たカタログなどが積まれたままになっている。荷台を空にすることが来週の動きに必要不可欠なことになる。

太陽が昇りきった頃に大型のトラックで取りにきたので、軽トラを公道のところまで移動しておいてよかった。

午前中はたてしなエコ・クラブの会報7号がやっと校了になり、印刷をしてくれるNさんにメールで送った。

陽が高く昇るにつれ空気は湿り気が多く、晴れていても昨日までの涼しさはない。ときおり通り過ぎる風は涼しく夏に冷蔵庫を開けたときのように感じた。庭ではデュランタがムラサキに白い縁取りのある花を苛来だした。この花が開くと本格的に秋を思わせる。

ニシキギの植え込みの下ではコシオガマも花を開いた。一番花と云うのか、心なしか恥じらいを見せるようにうつむき加減に花を開いている。

この処の涼しさに身を委ねて実を朱に染めはじめたウメモドキ、夏日の今日に所在なげだ。

バイカウツギは土用芽に白い花を開いたが、隣では草取りで抜かれずに花を開いたコスモスが並んでいる。季節感のないスーパーマーケットの野菜売り場のようだ。

 

夏日の今日と今までの秋の気候、今日は中途半端な一日となった。

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物憂げに 

2011年09月09日 | 日記

9月9日(金) 晴れ  曇は多いが 風は心地よい 

午前中は畑に残っているものを全て収穫し、冬野菜の準備をする。完全無肥料無農薬に変えて3年目、その前も殺虫剤は全く使わず、肥料も牛糞を原材料とした堆肥をいれた程度どだった。カボチャや辛南蛮はソコソコだが、ジャガイモは土作りがまだなようで大きさが小さい。

無薬無肥 採れ得るだけを 慶びに 辛味に濁す 我の農法

風は涼しいが土に向かっていると蒸し暑さを感じる。ジャガイモ掘っては休み、カボチャを拾っては休むと言うマイペースの畑仕事だ。

秋あかね 石に影置く 一文字

昨日もローズマリーの写真を載せたが、涼しくなったこともあり、ハーブの花が多い。さまざまな虫が来ているが中でもヒラタアブはホバリングの名手、この虫の特性などと言えば簡単だが、彼は胸から下を水平に保つのに相当腹筋を使っているようだ。また、ローズマリーが軟膏として使われることを書いたが、生薬とする漢方では“迷迭香”(メイテツコウ)と呼ぶそうだ。 

空中に 留まる名手 ヒラタアブ 腹を凹ませ 迷迭香

昼過ぎには今日の作業を終えてシャワーを浴びたが、窓を開けていると寒く感じる。空は秋の曇が広がっているが、遠くでは積乱雲が見える。女心(男もアリ)ではないが、今日の空浅間はどちらを選ぶのだろうか。

秋空に 見え隠れする 浅間山 頭隠して 魅せる山麓 

3時半には町の室内ゲートボール場で環境フェアの打合せをしたが、何か物足りなさを感じるのは何故だろうか?

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天高くと言うほどの晴れ 草刈りで一日をついやす

2011年09月08日 | 日記

9月8日(木)  晴れ 秋らしい一日  風は冷たく乾き心地よい

二日間の晴れ間で 地面も乾き、斜面の草刈りでも滑ることはない。北側の土手に登り草刈り機のエンジンを掛けると辺りからヒカゲチョウやシジミチョウが飛び出した。彼らはこの草に身を隠しているのだろうと思うと草刈りができない。この土手には黄色や白の花、しかも小さな花が多い。コオゾリナ(顔剃菜)と漢字表記がおもしろいの名前を覚えているが、下の写真はナシラズの花だ、

涼しくなったととはいえ一時間も続けると、機械を握っている手が痺れてくる。小さな花が咲いているとこの花を刈るか生かすか、しばし、エンジンを止めて考える。気になる花にであうとカメラを向ける。少しの風があっても、Upで写すのは難しい。花の芯がどうなっているのか見定めようとするが、今日は涼しさを優先させて花の揺れを止めるのはやめた。 

遅めの昼飯を摂り、昼の休憩がてらに裏山に登ってみた。ここでは山椒の実が未だ残っていた。毎年この実が弾けるのを見たいと思っていたが、いつも鳥に先を越されるのか、弾けた実を見ることが出来なかった。 

浅い緑から濃い色に変わり、夏の終わりには赤くなって茶色に変化する。その後がなかなか見ることが出来ないのは、鳥が啄むのだろう。この裏山にも至る所に実生があることは、鳥が食べて糞に種を残す。または、こぼれた種を蟻が運んで実生となるのだろう。

今日見た山椒の実は殻が弾け中から黒く艶のある実がかろうじて殻に着いていた。カメラに収めてからそっと手でてとろうとするとポロッと落ちた。幸い直ぐに見つけられたので三秒ルールよろしく、瞬間的に拾い口に入れてみた。軽いカラっと割れる音と香よりも舌の先にピリッと感じた。 

午後は道路沿いの草を刈り東側を一廻りして庭の草を刈って終わりとした。秋の野草と言うと黄色が目立つが、同じ花がまとまっているところは少しだけ残したあとは狩払った。 

 

今日の草刈りで今年最後となるだろうか?前回は8月の上旬?とすれば一ヶ月たっている。これからは夏のように草がどんどん生える季節ではない。モミジも秋の風情を見せているが、これは枝の先だけで、まだ紅葉には早いのではないか。 

道具を片付けた時には南と東の空では曇が赤く染まっていた。東の浅間山も夕ぐれに沈むところだが、上空には曇の十字が記されている。 

その昔、黄昏族と言う表現があった

夕暮れに吸い込まれる瞬きが嬉しい

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ハーブは草 ローズマリーは ワスレナイ草? 

2011年09月07日 | 日記

9月7日(水)  快晴   寒い   一日中晴れ 冷たい風

目が覚めると直ぐに東の窓を覗くことが癖になっている。このところは曇りか雨という日が続いていたが、今朝は快晴、しかもガラスの下の方は水滴がついていた。まだ9月に入ったばかりなのに晩秋を思わせる寒さなのだろうか。

外に出ると今にも雲海を越えて太陽が顔をだそうというところだった。浅間山からはだいぶ離れたところに移動した太陽、鎮守の杜から昇る季節になった。

早くから起き出して野暮用をしながら携帯もパソコンも見ないまま外にいた。家に入ったのは9時過ぎ、携帯が鳴ると、社協からだった。9時20分に集合して松本へ行く研修、全く記憶から飛んでいた。昨日の晩飯の時は覚えていて準備をしなくてはと ・ ・ ・ 晩飯が終わった時点で全て忘却の彼方へ消えていた。参加された人は出発を遅らせ待つことをされたのだろうか。電話を受けてから行くには申し訳なくドタキャンと言うことにして貰った。(恥)

日々の注意力散漫に全く気がつくこと無く過ごしてしまったことを反省しつつ、午前中は別の予定を入れていた。

午後には畑を一廻り、西の外れアスパラの畝では花が咲いている。夏前の花は実が成るに到らなかったので、リベンジなのだろう。

一つの花を見ればユリのように開くが香はなさそうだ。

風に揺れない花をと移動してバジルを覗いた。どんな料理に入れてもイタリアンに変えてしまうが、花を見ると純白で可憐な姿からイタリアをを想像するのは難しい。

俺が覗き込むように顔を近づけると、脇から羽音をたてて割り込んできたヤツがいた。小さな蜂かと視線を変えると、クロスズメバチ? 思わず割り込みにモンクを言えなかった。

白い清楚な花だけではイタリアンにほほど遠いとは俺の思い込みだが、畑にはしっかりと緑と赤が用意され、トマトの赤ではないが、激辛南蛮が完熟していた。収穫と言うよりも、もう少し畑で熟成させて来年の種をとることを考えている。

畑と言うよりも草が我が物顔となっているが、フランスではハーブは草、ここの畑にもハーブとしては一級品のローズマリーが花を開いている。この花はもっとブルーの濃い花と思っていたが ・ ・ ・ 

ローズマリー、肉でも野菜でも何にでも使えると言う香辛料、軟膏にもなると云うが効能はなんなのだろう?痴呆や健忘症を防ぐ特効薬となり得るのだろうか?

遅めの午後、雲一つ無い空にくっきりと浅間山が見えた。久しぶりの姿だが、心なしか寂しさを感じる。多少の曇があった方が良。頂上から僅かに噴煙が風にのっているように見えるのは、俺の錯覚だろうか。

一日を早々に終えることになるが、スケジュール管理のずさんさを防ぐために対策を実行することにした。

①出先で携帯に打ち込んだ予定をその場でパソコンに送る。家では赤外線通信を使う。

②予定のアラームを二重に対処する。

今年になって予定をスッポカシタのは2度目になる。痴呆の世界へ引き込まれないようセキュリティーを万全にすることにした。

ところで ・ ・ ・ 携帯を肌身離さず持つことの対策はどうしたらよいのだろう(怖)

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遠くても ソバヤ なぁちゃって すいてるミチを ナカゴミへ向かう

2011年09月06日 | 日記

9月6日(火) 晴れ   曇は多くなるが 午後には 快晴となる

昼前に家をでて、先ずは腹ごしらえに佐久市中込の“めん茶房つたや”へ向かう。毎月末の水曜日に店に行くが駐車場が一杯の時が多い。この店の良いのは暖簾でも判るように、“てづくな”をモットーにしているようだ。 

佐久市中込 めん茶房 つたや

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久しぶりに親しく話をしながらの食事で腹も治まり、次に向かったのは難民から脱出をするべく、TVを選ぶ。選ぶと言っても性能が判るわけでもない、画面の大小と価格のことぐらいだ。しかし、7年前に買ったときと比べると値段が下がっているのに驚いた。

TVの価値観も家庭内で異なる場合、その権利度の高さで決定権がキマル。俺はどちらかと言うとパソコン程度の大きさでよい。視野を画面で覆い尽くそうとすれば近くに寄ればよいと考える。しかし、家人Mの考えは現状維持かそれ以上と言う。選定と支払いは彼女の裁定で決まるので俺的には楽な買い物だった。 

 

事の起こりは先週のこと、急にテレビが消えてアンプの電源は点いているが、画面がでてこない。2・3年前に落雷で壊れたときは、修理で中の機械を全て入れ替えてもらった。今回は修理はムリと言うよりも法費用が相当掛かるものと判断してのこと、ブラウン管のテレビが合ったのでアンテナを差し込むと観ることができた。ところが、BSが入らない。何故かは判らないがケーブルビジョンに問うまでもないことだろう。 

上の写真にも後ろ姿が見えているが、テレビには敏感な犬、Algoは不思議な犬だ。晩飯時には俺のイスの隣に上がり込み、肘掛けに身体をあずけ寝入ってしまう。このときの彼の足は下に投げ出す格好となるが、犬がこう言う姿勢で楽なのだろうか? 

夕方になってリンゴ生産者の友人が「さんさ」と言う種類のリンゴができたと言う。外国産の品種と掛け合わせたもので、形は小さめで皮が薄い。味は酸味があり俺の好きな品種だ。しかし、保存期間が短く、直ぐのボケる(スカスカになる)。リンゴはこの時期から始まり(実際には8月にも採れるが余り美味くはない)最期のフジまで、十数種のリンゴが味わえる季節秋の到来が嬉しい。

夕方雲一つ無い快晴になったので浅間の写真を撮ろうと思ったが、急に陽の光が消えた。朝は雲海が美しく久しぶりの浅間を眺。これから来年の春まで噴煙を見る日が多くなるだろう。

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官民産とバランスの良い環境フェア 準備に勤しむ

2011年09月06日 | 日記

9月5日(月)  曇り  瞬間的な青空  午後は雨 夜には激しく降る

天気予報は外れ雨はない。曇り空の動きに合わせて瞬間的に青空が見え隠れする。紀伊半島の水害は夜が明けてから判明したものは想像も出来ない被害だ。しかも、雨はまだ続くと言う。

俺のところは北側に山を背負っているが、東西に別れた馬の背がちょうど家の真裏になっている。以前は岬のように張り出した先端部分を削って家を建てている。大雨がふると直ぐに北の窓に張り付いて、砂や泥、小石が流れて来ないか見るのが癖になっている。土手の先端にはキツネの巣穴もあり、屋敷神様しっかりと基礎を治したので、山崩れはないと信じている。その岬の最先端にはフウチソウを植えて路面をしっかりと固めているが、ニラが陽の当たらないところで芽をだし花まで開いた。ニンニクと同様元気な源と言える所以だろう。

午後にはボランティアルームで来月2日に開催する“たてしな環境フェア2011”のチラシを印刷し組み立て作業を行った。総勢18名のボランティアが集まり、挟みで切って折る、更に差し込む作業となった。

18名で3000部のチラシを加工することになるが、これは町内全戸に配布するもので、大凡2700戸に各集落の役員さんを通じて配られる。

 

俺たちが折って曲げて組み立てると、役場の担当職員二人が亜科マジックで色つけをする。ボランティアの年齢層も俺を筆頭?に一番若いのは2才の子が組み立てられたモノを役場の職員に届ける役を担ってくれる。町民と行政、そして、産業界からもボランティアに参加してくれるという、小さな町ながら見上げたものだろう。

全戸配布は役場で仕分けをして、各集落の個数に合わせて数を揃え、町の広報といっしょに届ける。届けられた集落ではそれぞれの役(班長)などが担当し家々に配ることになる。今日のように町民ボランティアを協働で役場職員が作業を進めることが多くなると、双方を理解することができ、よりよい環境が整うのではないだろうか。

120分を予定していたが、90分で完了、お茶とお菓子で休憩したあとは、19時からたてしなエコ・クラブのスタッフミーティングが開かれた。

ここでも環境フェアに参加するテーマを言葉と文字で表す難しさに時間が取られた。日頃、児童館などで環境をテーマに学習会を開いているが、大人いじょうに子どもたちの環境への感度は高い。大人の言葉をいつ聞いているのか?TVから得る知識、学校で学ぶ環境 ・ ・ ・ 今まで、国を挙げて原発はエコだと言い続け、脱温暖化の目玉の事業と形振り構わず進めてきたこと、このことさえ、子どもたちは既に脱原発と言う言葉を知っていた。

 

環境フェアに合わせて会報7号の発行を予定している。この仲間で話をしていると何故、楽しいのだろうか?

今夜も議論が頓挫したと言うのに

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防災訓練を中止して備えたのに 申し訳ないほど台風が来ない 

2011年09月04日 | 日記

9月4日(日) 曇り  暴風雨はない  時たま強い風と雨

夕べの集落の集まりで明日の防災訓練は中止になったことを聞いていた。今朝なって早くから携帯がなりだしたので、若しや防災訓練をやることになったと連絡かと ・ ・ ・ 

この町は全くと言っていいほど災害からは遠ざかったところで、実際のところ危機感はない。幸いなことなのだが、今回の大型で雨を沢山降らす台風でも被害の規模から言うとごくごく僅かなモノのようだ。

草刈りや薪割りもしなくてはいけないが、雨が続いたところではムリに作業をすることもないと、直ぐに萎えてしまう。一日中PCに向かい、月末にプレゼンをしなくてはならない資料を集めた。たいした事ではないのだが、俺が山裾に移り住んだ動機から現在の生活に関して写真を見ながら話をするということが持ち上がっている。

たった10年のことをイザ整理をしようと言うときにブログを掻き出してからだと簡単だが、その前の備忘録は手帳の端に思いつくことを書いていただけで、その手帳すら探すのに往生している。

書棚に頭を突っ込んでいると遠くの花火の音が聞こえた。この時期は町の東部塩沢地区の花火だろうか?町にある県立蓼科高校の文化祭?それとも望月町の ・ ・ ・ いずれにしても東の窓からは二山(実際には丘のようなもの)越えるので、どの位見えるかは定かでない。

台風の影響がないと言っても風は強く打ち上げ花火は難しそうだ。本来なら丸く見える花火も風に煽られ、文字通りカタナシだった。

  

見ていると火の玉が-真っ直ぐ昇パッと開くときは丸い。それが更に尾を引くように花開くと風に靡いてしまう。

今時の花火は夏の始まりとは違い趣がある。俺、個人的のことだが頭の上で大きな華を開きドスンッ腹に響く花火よりも、遠くで音もなく開き闇に吸い込まれてから、幽かに音が聞こえるのが好きだ。

 

この台風では死者も行方不明者も多く出ている。花火見物とは申し訳なく思う、長くは続かなかった花火 無意識に精霊流しを口ずさんでいた。

http://www.youtube.com/watch?v=JpPxFGZZrF4

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腰の痛みと台風の余波 

2011年09月03日 | 日記

9月3日(土) 流れる曇 薄日がでる 台風の遅さに惑わされる

午後遅くなっても腰の痛みがとれない。違和感を感じたのは朝起きた直後、しかも、薪割りや草刈りなど身体を酷使した後の心地よい痛みとは違う。

食事のときにイスに座っていると脇腹が痛く感じるし、直立して背筋を伸ばしたときは骨盤の外側に重たい痛みが感じた。股関節の痛みだろうか?食事を終えてからパソコンに向かうと更に痛みが増した。硬いイスに座ると敏感になるようだ。仰向けに寝ていると下から突き上げるように、呼吸に合わせてズンズンと痛む。

TVでは四国の台風の被害を伝えているが、雨量が多く水害が多いように聞こえる。風はどうなのだろうか?昼飯も食欲がないまま、自分の身体をどの姿勢に保つと楽なのか、イスを変えたりクッションを変えたりしてみたが、ベッドでごろごろしているのがよいようだ。

気がつくと5時を過ぎていたが、腰の痛みに変化が見えた。あのズンズンは消え、肩こりのような重たいしこりがあるように変わっていた。外を見ると既に街路灯は点いているが、台風の影響で枝葉が揺れているので瞬きのように見た。リビングの窓際にイスを置き外を眺めていると黒く重たい曇が上空を隠しては、直ぐに南東へ流れている。たまに曇が切れると青空なのか濃紺のところに西へ流れるベールのような薄い曇が見えた。

夜、7時30分から集落の集会所で人権学習会が開かれた。役場からは副町長Mさんと新しく着任した介護施設長のSさん がビデオを流しながら、男女共同参画や地域の見守り、絆などをテーマにした。集落のほぼ全戸から出席者があった。

ビデオを見て身にツマサレルようなことはないが、年に一二回くらいの学習会は良いことだろう。

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雨予報が外れた 台風の影響と云う

2011年09月02日 | 日記

9月2日(金) 曇り 青空と太陽が顔をだした 風は台風のものだ

今朝はてっきり雨だと信じていた。 朝方、まだ暗いうちに目を覚ますと雨の様子ではない。防犯灯の明かりを梳かして見ても雨ではない。

やがて明るくなると東の空にはいろいろな曇が混在して青空も見える。

外では夜中に沢山の獲物を腹に収め、朝になってもまだ、抱え込んでボリボリとやっている蜘蛛がいる。身体を縮めているので全体は判らないがオニグモだろうか。

風も強く、明日に掛けて大雨が降るというので畑のイタリアンパセリの種の状態を見に行く。だいぶ茶色になって来たが、今刈り取るには時期が早そうだ。昨年は秋の長雨で種を残すことは出来なかった。

今年初めて植えたモロヘイヤも種を採ろうと思っているが、8月の末にやっと花がさきだした。種ができて収穫デキルまではあと2ヶ月は掛かるだろう。

モロヘイヤの葉の上にはオオヨコバイが隠れては顔をだすことを何回も繰り返す。彼らは俺のことを熱で感じているのか、それとも影なのだろうか? この虫は刺すと信じているが定かではない。

畑と白樺レストランの間にあるブルーベリー、植えてから8年ちかくなるが、今年初めて沢山の実を着けた。他の木は既に実を落としたが、この木はこれから熟すようになる。品種が何なのかは判らないが、実は小さいが酸味が少なく甘みを強く感じる。

時折強い風が舞うように四方から吹き込み巻き上げるように去っていく。地面では草刈り機で頭を刈り取られたカヤツリソウが地面の近くで花を見せていた。

夜は7時から役場での会議に参加した。この会議は親子ずれの出席者が多く、趣のあるものだ。

10月2日に開催する、たてしな環境フェア2011の実行委員会。イベントの企画やブースの在り方など、検討課題は多い。それぞれがやりたいことが多く、裏方になってくれる人が少ない。本格的に応援部隊を組織しないと難しそうだ。

今夜の会議で、出展ブースは18となり、当日が楽しそうだ

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災害は忘れた頃に 災害訓練の日は忘れる人が多そうだ

2011年09月01日 | 日記

9月1日(木) 雨   昼前には止む  午後は雨は降らず

防災訓練と云うのがこの町では4日ある。台風も近づいているので少々心配になっている。

俺たちは社協の災害ボランティアセンターに登録されていると云うことで、「炊きだし訓練」「災害ボランティア受け入れ訓練」を行うことになる。炊きだしは10人で、一人が10人分を担当すれば100人への炊きだしが出来るようになっている。訓練で実際の無洗米を使い日赤の炊きだしハイゼックス・セットで温かい飯を提供するってスゴくない? 出席するって返事を貰ってる人を数えるとギリギリの11人、果たして忘れないで集まってくれるだろうか?

午前中は電話連絡と、今日が発行日になっている《たてしなエコ・クラブ》の会報誌の最終的な点検を行った。しかし、裏表紙の原稿が全く集まらない。予定は未定と言うが ・ ・ ・ スタッフには白裏表紙のものを送った。こう言うことがつづくとクラブも末期的状態になっているのが見えるようだ。しかし、表紙と2頁のグラビア、そして3pの投稿には熱いモノが感じられる。

(クリックで拡大します)

 

明日は雨、外仕事もえきないが、ダンボールの燻製機も接着剤が雨ではムリ むり

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