昨晩ドイツのミュンヘンからきたチター奏者のHuberさんのチターの音楽を聞きながら、ホイリゲを飲むというパーティにでた。
日曜日のせいかどうも出席者が16,7人でこれは主催者は赤字だなと思いながらチターを聞き、ホイリゲを飲んだ。若い今年取れたワインで飲んでみてそう美味いとは思わなかった。
しかし、赤字を少しでも補填できるように帰りにホイリゲ1本とCDを買って帰ったので思わぬ出費となった。
チターは縦型のもあるようだが、日本の琴を少し短くしたようなもので、琴の演奏をたしなむ女性たちが興味深く演奏の後で眺めていた。チターはドイツではあまり人気がなく日本人が一番チターの演奏を好むという。
また「第三の男」を演奏するのかと途中で尋ねたら、もちろんと笑って答えていた。彼自身は日本の曲「さくらさくら」が一番好きだという。彼の編曲になるこの曲を最後に弾いてくれた。
通訳の人もマネージャもついて来なかったのだが、Huberさんはもうすでに来日は8回目ということで3年前に会ったときから比べれば日本語が上手になっていた。
私が会場についたときに通訳する人が来たと主催者のTさんがいったが、もちろん通訳ができるほどではない。でもテーブルに座った人たちのことを一応はどんな人なのかと紹介した。
音楽があれば、あまり言葉を知らなくても演奏者は済む。しかし、同じテーブルの人たちがおよそどんな話をしているかを説明してあげたら、Huberさんやはり喜んでいた。少し日本語ができるようにはなっているが、やはり普通に日本人同士が話しているのを理解するのは難しい。
これは私たちがドイツ人同士で話しているのをそばで聞いていると1/3くらいしかわからないから、どきどき同席したドイツ人から説明を受けると話の様子がわかっていいという経験を何回かしているからである。
愛媛日独協会の会長のKさんも来られていたので、彼もドイツ語で話をしていた。もっともKさんは英語を話す方がお上手であるが、ドイツ語もかなり上手に話す。