物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

大学の図書館へ

2009-06-05 18:57:24 | 物理学

金曜日なので、あまり出かけない私だが、大学の図書館へ出かけた。というのも先ごろから作成しているM.Y. 博士の研究論文のリストのためのデータ探しに書庫へ入る必要ができたのと第2版を出した、武谷三男の論文リストの三度目の改訂のためのデータ探しのためでもあった。

これらは学術雑誌を逐一見てその記載されたページとか発行年月とかまたその発行の巻号とかを調べるのである。ただ書庫は机も椅子もおいてなくて、事務的な仕事には向かないので仕方なく床に腰を下ろして記録をとった。

このごろはインターネットでかなりのことは調べられれるが、やはり望みのデータがすべて得られるとは限らない。それでそのデータの補充のためにどうしても図書館の書庫へ行くことが欠かせないのだ。

書庫では探している雑誌がどこになるかが分かり難い。アルファベット順に並べてあるのだが、もう老眼で小さな字がメガネをはずさないと読めないのは面倒であった。読書用のメガネをかばんに入れてもっていたのだが、そのことに気がついたのはこのブログを書いている、現在であるから、「頭の回りのなんと悪いことよ」。

数時間を書庫で過ごし、ほぼ目的を達したと思ったので、文献調査係で2冊ほど本を他の大学の図書館から借り出すための手続きをして、仕事場に帰った。そしてそのデータの入力がほぼ終わったので、いまブログを書いている。

今日は曇り空で雨は降らなかったが、あまり晴れ晴れとした感じではない。もっとも晴れていれば、気温が高くなるので書庫に入っていればいたたまれなかったかもしれない。

図書館には暑くなれば、エアコンが入るが、書庫にはそんなものはもちろん入らないから暑くなる。だから、まだそれほど暑くはない、いまが調べものをするチャンスかと思ったのだ。

ただ、私は週の何曜日でも出歩けるわけではない。日ごろ自分に課しているドイツ語とフランス語のラジオ講座を聞く必要があるので、比較的金曜日が出かけやすいだけである。