「ラグランジュ恒等式再論4」の原稿をつくりあげて、妻に読んでもらうように頼んだが、いつになるだろうか。妻は一般人であって、数学とか物理の素人である。そういう人が読んでもわからない書き方だとダメなのである。
十分に素人でも分かるように書いたつもりだが、それでも素人はどんなところで引っかかるか私には予想がつかない。それである種のモルモットの読者として頼んだというわけである。
元の考えは数学セミナーに桑野さんが書いている計算なので、新しさがあるわけではないので、後は普通の人が読んでわかるかどうかである。
また、インターネットの質問にどなたかが答えていた、桑野さんと逆方向の恒等式の導出も説明を加えて載せた。これもインターネットの説明で十分なのだが、素人にもわかるという説明を目指している。