e-Learningのコンテンツをつくるといいながらご無沙汰していたが、先日E大学のWさんと打ち合わせをしてきた。数学のほうの全体像がわからなくなっていたが、Wさんのところにおおよその内容を書いたメモが残っていた。
それによるとそれほど残りが多い訳ではなさそうだ。というのは現在のM大学の授業用のプリントやその他のエッセイとかを少し改変して転用すれば、使えそうだからである。もちろん、演習問題はつくるというか選ばなければならないのだが、コンテンツ作成ということでは思ったよりも仕事は進んでいた。だから、もう少し気張ればいいかなという感じで気が軽くなった。
物理の方はコンテンツをすでに渡してあるが、これで十分というわけではないので、他の分野というかコンテンツの補充をしなくてはならない。
だが、いまは教育についてもなんとかそれぞれの大学の特徴を出さないと大学も生き残れないような時代である。
一方で大学教員の忙しさは並大抵ではなくなり、こういうことでは早晩日本の学術は大方滅びてしまうであろう。トップレベルの人たちはいつでもいて、そういう人はいなくはならないが、中堅から下のレベルで日本の教育を支えてきた階層が全滅するであろう。そうなったときあわてて見ても人材はすぐには供給できるわけではない。