遠山啓著「算数の探検」を購入した。本体だけで1万円だったが、全10冊だから1冊1000円だと思えば高くはないと判断して購入に踏み切った。もっとも第3巻以外はすでに古本で購入してもっていたのだが。
前に格安で購入できたのは第3巻が欠けていたからだろう。これで全巻がそろって所有できたことになる。もっとも中を見てみると前の所有者が子どもに使わしたらしくてところどころ分数の計算とかが書いてある。だが、これはまあ大したことはない。
もっともこの秋にはかなり物入りなことで数万円の武谷三男の寄稿がある小さな書籍を購入したりしたので、それでなくとも乏しいポケットマネーが底をついてきた。
これは武谷の年譜とか伝記を書くことを計画しているので、仕方がない出費ではあるが、こういう仕事は十分にペイをするかと言えば、ペイはしない。
これは一つの文化活動だと思わないとまったく損得勘定だけでやると、できないことだろう。