e-Learningの演習問題の解答を、コンテンツの入力をしてくれている学生がつくってくれたが、いくつかの解答に自信がないということで問題の作成者である私のところへ解答の依頼がきた。
問題をつくった本人であるから、解答の作成ができないわけではないが、まだ現在コンテンツを作成中なのでその作成を中断したくないという気があったが、どうもそうもいかないらしい。
それで今日から数日かけて解答を作成しようと思っている。学生が解答の自信がないと言ったのには訳がある。それは私がいくつかの文献を読んでつくった問題だったからその意図とか何かが汲み取りにくかったのだろう。
また、ちょっと簡単そうに見えてなかなか一筋縄ではいかない問題もある。
これは4元1次の連立方程式なのだが、これは実は「四元数の発見」のエッセイを書いたときに出てきた連立方程式である。
問題としては中学生でもできそうな問題なのだが、かなり特殊な性質をつかって問題を解くので、その性質を発見することはかなり難しいだろう。
この演習問題がクイズ的要素も含んでいるので、難しいのである。もちろん、これは四元数の観点からは難しくはない。しかし、四元数などという概念は一般の人には知られていない。