googleブックスでは私の著書「数学散歩」も一部を読むことができる。これは全部は載っていないのでその載っていない箇所を読もうと思ったら、これを買って読むしかないのだが、出版社在庫がなくなったので、品切れとなった。実は著者の私がまだ数十部はもっているのだが、それはいまのところ出版社に委託するつもりがない。
それで、一般の読者はこのgoogleブックスで一部を見るかどこかの図書館から借り出して読む以外にはない。もっとも関心をもってもらった読者がいるとすれば、気長に何回もこのgoogleブックスを閲覧されていると時期によって載る箇所がちがってくるのでその箇所をコピーしてくれれば、次第に私の本の全体がそろってくるだろう。
どういう方針でこのサービスがあるのかは知らないが、作家にとってはどうも生活に関わるということで大問題になっていたが、私などはそれで生活しているわけではないので、あまり反対ではなくて逆にむしろ賛成の方である。
しかし、自分の著書をときどきgoogleブックスで閲覧して見るとどうもときどきでその掲載される箇所がちがってくるらしいと気がついた。それで気長に待っていれば、一年くらいの周期で全部を閲覧できるのではないだろうか。