物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

帰松

2009-12-22 15:16:18 | 日記・エッセイ・コラム

12月21日の夕方東京から松山に帰ってきた。高層建築の建物が林立する東京からあまり高い建築物のない松山に帰ってくるとなんだか別世界から帰ってきたようである。19日に出発して2泊3日の旅であったが、子どもたちや親戚の人々、友人に会ったりの大忙しの日程であった。妻の両親の墓参りもあり、ようやく年末が迎えられそうである。

二日目のホテルでの朝方に夢を見た。いつものような夢で大学の単位が足らなくて卒業できそうにないという夢である。単位の足らないのは体育と日本文学かなにかの単位でどうも授業にいつも朝寝坊して出なかったので出席日数が足りないということらしかった。

私自身には実はそのような経験はないのだが、いつも同じような夢を見るから不思議である。大学の一年のときに病気をして一年を棒に振ったからそれが影響しているのかもしれない。はじめに一年をやろうとしたときには高校を卒業してすぐだったから、張り切っていて授業をたくさん聴こうとした。

ところがもう一回一年生をやるときにはどうも明らかに嫌気がさしていてあまり熱心に授業にも出なかった。映画を見に行ったり、冬にはスケートに行ったりと特に英語の時間はサボる授業の最たるものであった。

ところがときどきは先生が出席をとるので、ときには朝の一時限の講義にでなくてはならない。英語購読ではなにか日本語訳があるテキストが使われた。それで、試験のときにはその日本語のテキストを読んで試験の答案を書いた。

数学とか物理の時間はそういうことはしなかったように思うが、どうもはっきりとは覚えていない。

社会統計学に青盛という先生がいて、その単位を前年に落していたのだが、2年目の授業に出る気がしない。それで完全に休んでしまった。ちょうどいい具合につぎの年に同じ大学に学部はちがうが妹が入学してきて、その講義に出ていた。

妹から先生が試験に出るといわれたところだけを教えてもらって答案を書き、優の評価をもらったのだが、当の妹の方はどうしてだか良だったと後で聞いた。いまでも悪いことをしたような気がしている。