物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

お詫び

2010-06-26 19:26:00 | 数学

以下の文章はまったく私の誤解でした。ここに謹んでお詫びを申しあげます。しかし、これは私の責任なのだろうか。SURE:Shizuoka University REpository (http://ir.lib.shizuoka.ac.jp/)に5月10日現在でアクセスできなったためです。詳しいことはここに引用したサイトにアクセスしてみてください。

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中学生の「数学散歩」の感想

私の著書「数学散歩」は現在出版社品切れである。絶版になるか再版されるかは出版社次第であるが、静岡大学教育学部の数学の先生の科研費の研究報告書の中で、この先生の調べた中学3年生の生徒が書いた、私の本の感想をインターネットで見つけた。多分、数学教育研究の一環として中学生に私の本を読ませて、感想を書いてもらったのであろう。

以下はそのgoogle検索で出ている部分である。
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[PDF] SURE: Shizuoka University REpository
ファイルタイプ: PDF/Adobe Acrobat
熊倉 著 - 2009
・「数学散歩」をじっくり読んだらおもしろ. くて感心するところがいくつもあって,数学. が得意でない僕でも,たのしく読むことがで ... 数学散歩を読んでみると,しだいに数学は. 一番生活と関わりがあるのではないかと思. いはじめました。(B:中 3) ...
ir.lib.shizuoka.ac.jp/bitstream/10297/4524/1/18530693seika.pdf

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インターネット上ではこれ以上のことはわからない。たった一人かもしれないが、肯定的な感想をもった生徒がいたということは、いくらか希望がもてることである。

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上の文章は私の早とちりから来たものでした。また、以下の文章を熊倉先生が読まれる確率はほとんどゼロではあろうが、それでもお詫びを以下に書いておこう。

熊倉啓之先生、すませんでした。また、5月12日のブログは削除します。

「中学校数学散歩」という副読本を静岡大学の熊倉先生たちが作成して中学生に読ませたということがわかった。私の本を読ませたわけではなかった。我田引水で自分に都合のいい解釈をしていたとは恥ずかしい。だが、ちょっと紛らわしいかったのは熊倉先生の咎ではないとしても、まあ本の「題名のつけかたが、偶然に一致した」ということもあったのだろうか。


リナックス

2010-06-26 18:15:41 | デジタル・インターネット

リナックスは、有名なコンピュータのOS(Operating System)である。先日NHKの「ITホワイトボックス2」を見ていたら、このリナックスは値段がタダという意味でフリーだという(*下の注意参照)。

また、その開発コードを公開するという原則もあるという。開発コードが公開されていれば、誰にでも使えるし、かつそれを改善することもできる。これはリナックスが普及している大きな原因である。

そういえば、日本の原子力利用の3原則として「民主、自主、公開」というのがあった。ここでも公開が重要なポイントとして上げられている。

リナックスに帰るが、このフリー、開発コードのオープンがリナックスにとって、重要な役割を演じているようで、企業からの参加もあるという。各企業がどこも必要な部分をオープンに共同開発すれば、各企業の強いところを発揮することもできるし、また開発費を低く抑えることもできる。また、思わぬ分野への転用も起こるという副産物もある。

それで、考えたのである。私の開発しているe-Learningのコンテンツもできることなら、無料公開にしたい。そして、いろいろな経験を持つ人々の意見を柔軟に取り入れられるものでありたい。

果たしてそれが可能なのか。私個人の中にはそれを妨げるものはまったくない。

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(注意)東京在住のUさんからつぎのようなコメントを私信としてもらった。転載しておこう。リナックスが無料(タダ)という意味でフリーと書いたがそれに対するコメントである。freeがタダという意味ではないとのことである。(2010.7.2)

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2010-06-26のブログ”リナックス”を拝見しました。私は、本業はIT通信企業ですので、
すこし、コメントを大変恐縮ながら入れさせていただきます。
リナックスは、ライセンス形態がGPL(http://ja.wikipedia.org/wiki /GNU_General_Public_License)ですので
”ただ”という意味でFreeではありません。実際には、有料で配布は可能です。自由かつ公開という意味でFreeです。

著作物をFreeにされるなら、下記のライセンスを適応されれば、可能と思われます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/GNU_Free_Documentation_License
英文のライセンスをお使いください。