今朝の朝日新聞で理研でSTAPの存在についての検証実験を行うという記事が出ていた。
これは指導的な立場にある人がその再現実験を1年ほどかけて行うという。
これは若い将来のある人にこの再現実験を委託することはできないだろう。というのは若い人にはもっと見込みのある仕事をさせなくてはならない。
若い人は自分の研究を比較的短時間に仕上げてどこかにポジションを見つけることをしなくてはならない。そういう方々にあまり積極的な成果が見込めないかもしれない、研究をさせることはできない。
もちろん、研究は成功するなど初めから決まっているわけではない。失敗する確率の方が多いのが、研究である。
だが、なんらかの積極的な成果が望まれれば、それにとりかかる勇気のある人は出てこようが、見込みがなければ無駄である確率が大きいことに若い人を巻き込むべきではない。
ということで世界的にもSATP細胞の再現実験に取りかかる人は少なくとも若い人には少ないだろう。だから、この実験は事の成否はともかくとしてある程度地位の確立した人がするしかない。